こんにちは。

ちょっと肩が凝っているらしい 桑原束人です。



 最近グッドモーニングエクササイズ (お辞儀型筋トレ) の姿勢で立って前乗りするのをよくやるようになりました。空力はサドルに座っての低い前傾姿勢と変わらないかなと思っていたのですけど、違いました、気づきました。


 上腕が太くても肩に隠れるという利点がありました。少し肩から下に出たとしても、空力で浮かす方向にできて重さを感じずに済む。

 サドルから腰を離していても案外バランスをとりやすいのはそのおかげでした。太い腕は、普通の乗車姿勢なら空気抵抗を左右の端に受けるから、バランスが崩れやすくなるのですが。


 コーナリングでは左腕が前になって右腕を隠す格好になるので、遠心力に負けないようコンパクトな体勢になれば腕が太くても空気抵抗少なく曲がれます。

 日本人に多いとされる胴長短足は、ストレートで空気抵抗が少なくて済みますがコーナリングでは逆になります。逆に脚長さんはストレートで伸び悩むけれどコーナリングで稼ぎ時ということでしょう。


 極度の内曲がりの膝を車体に当てないために、前傾姿勢でもずっと立ち漕ぎをするというのを長年鍛えてきました。

 低い前傾姿勢で直角お辞儀してずっと立ち漕ぎ、そんな選手ほかに見ないから躊躇なんか有りまくりでしたけど、腕を肩に隠せるとわかったからには、どうやらこれを極めねばならんと思えてきました。

















南無前傾