こんばんは。
36年にこれ一本!のコーナリングの叫びに いいね くださった方は今4名。
たいへん、たいへん感謝感激しております、水本樹人です。
嶋内さんのブログにコメントし、返信されたなかで問われたその一言に、長文解説で返信しようとしたらアメブロに怪しまれました。なんか気持ちよくなかったので、こちらに載せることにしました。
返信しようとした文のセルフコピペ
↓↓↓
オンロードです。長文解説致します。
1、まずコーナーが独特でした。
延岡から抜けて登り、豊後大野市に向かって下る鏡山?でしょうか。その道は別府に下る由布岳に似て傾き強く曲がりも急です。
あんまり急なので、インに競輪場のバンクに似たシチュエーションができている部分があるわけです。
ハチロクで拓海が前輪引っ掛け下りをやったみたいなイメージで、そのシチュエーションを利用しました。
2、次にギア設定はとても軽いギアです。
下り坂となると重たいギアで速度を稼ごうとするのが常識ですが、自分はその際登り重ギア下り軽ギアの特別訓練九州一周をしていましたので、そこを下るにも軽ギアでした。
これは経験から物を言いますが、下るときにラチェットは実はわずかに摩擦になっており、ギアが重いほどラチェット摩擦も増えます。下り坂で重いギアにするのはハイリスクハイリターンなのです。
3、超絶前荷重で後輪を滑らします。
事前に鹿児島市へ下る関吉の疎水溝あたりで過激な前荷重の乗り方…両足をバイクの左右にマフラーがあるみたいな感じで背後へと蹴る乗り方を見出していたので、その応用をしたのです。
前荷重がとても大きいと、前輪という一輪車にほかの部分がついていくみたいに、コントロール性が変容します。
関吉では両腕に全体重を載せるような乗り方をしましたが、豊後大野まえでは左カーブで左腕に全体重が載るような、それでいて僅かに左足も踏んでいくような、左手と左足が短絡するような荷重のかけかたをしました。これはもう、下る前の登るときからそれを意識して 30km近く左荷重漕ぎをして構えていました。
上記123を一瞬に駆使して、ペダリングを止めることなく、加速しながら曲がり下ることで、後輪を適切に滑らせ、抜群の走行ラインを辿れました。
鬼の形相とチカラを籠めた左腕で押さえつけた前輪をアスファルトの凹の「部分に引っ掛ける感覚が今でも忘れられません。
フレームバッグをトップチューブにつけていたので、車体制御は鬼の集中力でやりました。右に倒れたらアウトです。まぁ、対向車、後続車の無いことも確認していましたけども。ガードレールの向こうに崖はありますし。
自分は凄まじい瞬間的な踏み方をしたら後輪がぴょんぴょん跳んじゃうのは何度もやっとるので、そのときはそれが活きるのを確信していました。
たとえ鹿が飛び出して来ても対応できる目線ほかを維持していましたよ。各種ちまたに溢れているようなテクニックの最終的な気構え→えーいままよ!ではありませんでした。なんせ 700kmくらい走ったあとですから、絶対にモノにしてやる!と思いましたので。
ちなみに自転車で豊後大野へ下ったのは二度目で、初回はパニアバッグ付だったので後輪がやんちゃで大変でした。
でも初回でそのやんちゃに対応して下ったので、2回目にそのテクニックが実現したのだとも思っています。
You Tubeの枕詞で、よーう貧脚ライダーのみんな、みたいに言うた、荒北仮面への逆襲!です(笑)。