こんばんは。
鹿児島市ネカフェに着きました 水本樹人です。
鹿児島市へと下るさなか、とんでもないレベルアップを果たしました。
自分へのゴホービにどれか好きなアルコールを選ぶ…?と思いましたが、少しずつ、しかし確実に後退しない成長 を狙っての1年受験先送りなので、この1年は、アルコールはこれまでどおり、あまり飲まないようにしたいとも思いまして。
代わりにモスバーガーを買いました。
丹念に丹念に、下り軽ギア、登り重ギアをやってきましたよ。今日は走行時間9時間くらいかな。たくさんたくさん小さな休憩はとりました。
市来から夜になっても、そこから鹿児島市に入るまでの道は わ他シが憶えていやすいくらい、登り下りの区間が結構ハッキリしているので昨日とは違い、ネカフェにつくまで ギアチェンジ練習はできました。ちょっと熱中症になりかけるような大雑把なものではありましたけど。腕上げ代謝法と低頭高心で難を逃れました。
それで、この記事のテーマは ヘルメット自転車考 です。
下り坂が…、下り坂での高速回転が比較的苦手でした。
20年以上前にシティサイクルに乗っていたときは、軽いギアでの高速回転でも うまくコツをみつけて、あとで名前までつけてしっかり憶えていたのです。それ、今回の途中でやってみたのですが ( ちなみにその技の名前は "アニメシオン")、なんと部分入れ歯の上前歯には不向きな技でした。
ようするに若気の至り。歯を削るほど食いしばって可能としていた技だったんですねー…。
何か別の技を見つけなくてはなどと思いながら、まぁ、積み重ねだよとその時点からまた150kmほど進んで鹿児島市へと下ったわけですけども。
そこに行くまで、自然と重ギアで坂を登るときのコツをみつけていたのですよね。
どことなく腰を後ろに低く構えてハンドルを引きながら前へと差し込むような蹴りと踏みを入れていく…。
これが登坂のときに結構活躍し続けたものですから、下り坂で、その逆の動きをしてはどうだろう?と思ったのです。
特に、その差し込むような登りでの足の使い方は、近未来の重力線に足をあわせていく感じがしたので、では、下り坂では逆に、足ではなく手を近未来へと差し込んで行けばいいのでは?と考えたのです。
手を、下ハンドルを下へと押すように、近未来の重力線にあわせていきました。
そして、次は足です。
登りのとき、手は適宜引いて足の踏み込みを倍増していました。
では、下りのときは足は適宜後ろへと押して、手ののめり込みを倍増してあげたらいいと思ったのです。
それで、なかなか良かったです。
まあまあ早くなりました。
ただ、よくハンドルが暴れました。
こんなに暴れては、わ他シのようなベテランでもなければ多分自損の大事故を起こすだろうし、わ他シとて疲れ切っていたなら、あるいは競争で隣の選手に横からぶつかられたら転倒してしまうだろうなと問題視しました。
揺れの原因はどこか。
たぶん、後ろへと押す足です。
押して跳ね返り、引くようなときペダリングをわずかに実践している。力みが車体に伝わっている。これを制しなくてはならない。
そこで、そのタイミングにだけ、重力線方向だった手をグリップに握らせ、コントロールを瞬き行うようにしました。左右交互にです。もちろんまったく対称な左右交互ではありません。自転車の左右非対称性に体幹で配慮しながらの、左右交互です。
すると、ほぼ揺れなくなりました。
ものすごい高速回転で下り坂を下れました。
あれだけ軽いギア( 確か、*50/18よりも軽かったはず)で、自動車の下る速度に追いつけていたので、あれを *49/15でやるなどすれば、時速 60km/h超えも夢ではないと感じました。
バンクでも、いざっ!てダッシュするのに下り坂でスピードに乗り切れず、いつも失速していたんです。
バンクは明らかに国道3号より広くありません。ほんの一瞬でスピードを発揮しなくてはならないのに、公道で、下り坂 200mくらいかけて出すようなペダリングしか会得していませんでしたから…。
しかし、今回、逆説ギアチェンジを徹底して練習しまくったおかげで、辿り着きましたね。下り坂で一瞬でスピードを出すペダリングに。
もうほんと、嬉しくて嬉しくて。お酒飲んでもおかしくないですよね。飲まんけど。
ついでに、登り坂と下り坂の間が平坦路ということで平坦路用のフォームやペダリングも煮詰めときました。如才ないでしょ?
でも、そういうフォームや乗り方。
若いアマチュア選手たちはプロ選手たちと一緒に走る中で、理屈もテキストも無しにどんどん会得しちゃっているんですよね。
いいなぁー〜、と思わんでもないですけど。
わ他シのような極端な内曲がりの膝のプロ選手の先輩なんて、ほぼ居ないんですよ( きっと)。
また、わ他シはフルタイムで働きながらだし、やはり理屈とテキストは必要なんですよね。経験に基づいているから、ゴチャゴチャ文句が多くてせからしいようでも、決して机上の空論ではないんですからね!そこは要区別ですよっ!!
今回綴った技は、膝が極端な内曲がりのわ他シ、自転車の左右非対称性についてさんざ徹底研究してきた わ他シだからこそ出来る技なのかもしれません。
ひとまず、生兵法は怪我の素。
わ他シの技だから絶対に真似しないで!なんてことは言いませんけれど、転倒しても死にはしないシチュエーションでしか、真似はしないでくださいねっ。
南無