もしかしたらヘルメット自転車考は…、


もしかしたら競輪場での高速走行は、



鉛筆をナイフで研ぐようなものなのかもしれない。



ふっくらと残しながら、


おおまかに削り、


細かに揃えていく。



それで何か書くにしても、筆圧強すぎれば折れてしまう。


そっと、さらっと、書かねばならない。




四六時中燃え盛っても、


いざあっ!!と頑張っても、


削れ過ぎて、折れやすくて、


なにも書けないのかもしれない。



掛けなくてはならないのではなくて、

書けなくてはならないのかもしれない。