こんにちは。
In 練習場の rute5です。
プルダウンをしていたら固定ギアのアソビの無さが足に大変なぎこちなさを強いてくるので、とうとう変えないつもりだったサドル位置を変えました。
とはいえ、500kgさえ足で揚げてしまう極太の尻や腿のときの、踏み心地最高のサドル位置。200kgでもヒーヒー言うほど細く痩せてしまった今、そこからサドルをギャン上げしても、あのときの腰の位置とほんとうは変わらないわけで、こっちのほうがよほどライディングポジションを維持したと言えるのだけど。
座れ。
とにかく座れ。
ものすごく高い気がするサドルに、ただでさえ 11年馬歩を仕込み、それだけでなく、公道最強を自負してほとんどタチコギで 30年ほど、移動といえば自転車走行!趣味でも自転車走行!イベントでも自転車走行!をしてきて、もう、とにかく何も考えなくても立ち上がろうとする、我が腰。
九州一周だって、とうとう二度やり遂げちゃった脚腰。
これにもう、逆に、座れ、しか念じない、一周 400mのセカイ(競輪場:バンク)で、むしろ身体は活き活きと、日頃の躍動を見せ始めた… …ことに、わしは大変戸惑っています。
だって、座れって念じれば念じるほど、躍動するんですよ?
まぁ、ぎりぎりおかしいとまでは思わずに済むのは、げんざいのバイト先の、食品製造工場における検品作業などのおかげですね。
コンベアで流れる大量極まる食品を検品するには、座ったほうがやはり、よく見えるんです。
座れと念じるほど、路面の観察力が向上し、どのような身のこなし('雲仙')になるべきかがわかる。それに、身体がもはや、理性の速度は超えて直感レベルの早さで応対し始めている。
雲禅の芽生えですな。
数メートル後ろに、いままで自身を見張ってきたべつの自分が居て、そいつが自身自分になり代わろうとしている生気の瞬間です。
もう、なんとしてうけいれたものやら…。
喜べばいいのでしょう。
笑えばいいとおもうよ、と、看破のネコ しんじくんも言ってくれるとおもうんですけど。←名前でネタ扱いして。気を悪くしたらごめんなさい。
やー。
真剣な自身喰いの場面です。
ちょっと笑えない。
蛇が自らの蛇の尻尾から丸呑みにするような???
うーん。
九州(山口含む)一周1350kmに対して、400mはそりゃまあ、とにかく座っとけ、というレベルっちゃレベルですよね…。
次は、最早座るというより、仰向けで寝ておけ、くらいの感覚でまわってみようと思います。
これで過去最高の躍動をし始めたら、わしの理性なんかもうぶっ飛んでしまうかも……。
…努力の成果のはずなんですがね…。
ファ〜イト!