おはようございます。


 家の中に居ようと適切な防寒対策をとらねばホームレスよりもホームレスだなと痛感しています、水本樹人です。

 rute5、冷えてます。


 バンクはつねに内側に傾斜しているので、素朴に言ってストレッチ(みなし直線)はうっすらとした登り坂だよなってのは、前々から思っていました。幾ら自転車が右に傾く乗り物だからって、そんな傾きだけではカント(傾斜)に抗えない。

 でも、コーナリングは何なんだろうって、その意義はずっとわしにはわかっていませんでした。お客さんが裸眼で観易い、永遠と自由と閉塞という三つ巴な矛盾を成立させるには必須な構造、というくらいには理解していましたが、乗り方に参考になるような理解とは言い難かった。


 結論言いますと、コーナリングは下り坂でしたね。

 登り坂のような要素もあるので登坂とだけとらえるとかなり厄介ですが、下り坂とみれば合点は行きやすそうです。


 どういうところが下り坂かというと、足が勢いよく'落ちて'ペダルに注力するという事実です。

 コーナリングの際はGがかかり、横Gを縦Gとしてうまく変換していけば、これはふつうの公道での下り坂でやっていることとほぼ同じ。

 平坦や登り坂よりも落ちる镸さのある重さでペダルを踏んでいく/回していくのと、ほぼ同じようなストレスが足にかかっていく、と。

 みなし直線で登って登って、コーナリングで下ります。すぐ下り終えて、またみなし直線へと登ります。


 うすら登り勢いよく下って登ってまたうすら登って勢いよく下って…


 巻き尺やストップウォッチなどで計れば、コーナリングしている時間のほうが長いはずだから、バンクはずっと下り坂だと思うこともできるみたいです。が、わしとしてはあのみなし直線での内側に行く意味の無さを思えば、バンクは大概が登り坂だと思えてなりません。ただ、コーナーに突っ込むその短いあいだだけは、急激に下る下り坂なのだ、と、そう見定めました。


 となると、バンク外側から内側へと駆け降りて、掛け下ろしていくあのあたりは平坦路のニュアンスが強いですかね。掛け下ろし始めのまさにその瞬間だけは強烈な下り坂…崖から飛び降りるようなきつい傾斜の下り坂というところで、あとは平坦、またコーナリングに突っ込む瞬間は下り坂…と、自分の理解できる連続に落とし込むと、そういう定義になりそうです。


 うん。


 そういう話なら、わしでもカントやバンクに適応して行けるかな。




 なんせ、定義できていない距離がコーナー分、長々とあったので、今回初めて周回リンクができたということで。

 意志を持って走りやすくなれそうですえ。










 朝ごはん食べるかな。



7:36南無朝