おはようございます。
お腹ぐーぐー減っています rute5です。
空腹のせいか寝る前のカフェインのせいか、禁じ手やぶりが楽しくて仕方ないのか、めっちゃ早起きです。3時間半しか寝ていないので、また寝そうな気もしますが…。
ボクは自転車考を始めたのは6才の頃で。
ちょん、と当たったので怪我も何ないけど恐怖と反省と疑問だけは大層あった、乗用車との正面衝突がキッカケです。
それ以後は自転車といえば自転車考。肉体と精神の宇宙。要は、見た目より中身の世界に没入してきました。おかげで生身の上の前歯はありません。タハー。
右か左か上か下か前か後ろか。
自分自身が自転車に対して何をするのか。
自転車は自分自身に何をするのか。
決定的だったのは、父親から中学入学祝いに自転車買ってやるぞと言われたものの、じゃあこれ買って!とレベルアップのつもりでねだった、3段変速のシティサイクルを買ってもらえなかったこと。
「それは高い。こっちのにしなさい」と言われたものはシングルスピード、変速なしのシティサイクル。
「それだったらすでに今乗っている中古のシティサイクルと新しさしか違わない、同じ物だから、それしか買ってもらえないのなら、新しい自転車は要らない」と、結局入学祝いの自転車は買ってもらいませんでした。
手持ちのシティサイクルだって中古とは言え、当時流行りはじめの?アルミ製でした。車体のカラーはマットブラック。アルミは軽くて丈夫なんだぞ、と、祖父から説明されたのを覚えています。
軽くて丈夫なアルミシティサイクル。背の低い自分でも背伸びして乗って、確かに一時期お隣さんからお下がりで貰って乗ったスチール製のものより、軽くて速かったと感じたのも覚えています。
中古でも、軽くて丈夫なアルミ製ということに、誇りを持って乗っていたのです。
自転車考が主たるところに、軽くて丈夫なアルミシティサイクル。
競技用自転車のセカイ(カーボンなど)を知らないボクは、それで充分、十年くらい頑張れました。
今の手持ちの5台と比べても、あの自転車は軽めのほうでした(笑)。
カーボンは昔っから高価でした。
高価であると同時に、変速機付きが当たり前でした。
十年シングルスピードのアルミシティサイクルに乗った自分からしてみれば、カーボンのシングルスピード(なんならシティサイクル)は無いの?という感覚なわけです。
無いのですよね。ほぼほぼ。カーボンのシングルスピードシティサイクルは。血眼になって探せばあるかもしれませんが…。いや…無いかな。そういや、どーして誰も造らない(笑)?
…カーボンは意外と、廃棄処分が難しいみたいなんですよね。リサイクルしづらくて。
アルミだって充分軽い。
鉄でもクロモリダブルバテッドなら結構軽い。
ハイテンスチールだって、ギアが軽けりゃ意外と軽い。
そしてそれらはリサイクルしやすい素材だ。
これが、わしがカーボンのような最先端軽量自転車にあまりハマらない理由なのです。
結構、SDGsでしょ(苦笑)?リサイクルを意識している。
最先端軽量自転車にハマらないせいで、認定ピスト(軽い。鉄)にあまり積極的に乗ろうとしないあたりが、なんか不味い気もなくはないんですが…。
カーボンのシングルスピード自転車というのもありますが、それはもう高価で、ほぼ屋内競技用ですね。それを公道で乗る人はほとんど見受けられない。完全に居ないわけじゃなくて稀に居るのは見ていますけど。
両切りハブのポテンシャルを最大発揮する乗り方だって、つい昨日できたばかりです。両切りハブは後輪の左右に違う種類のギアがつけられるんだよ、ってのはもう、ほんとは、20年以上前から知っていたんですけどね。
自転車は奥が深いんです。ちょっとそれを言うの大袈裟かなとは思いつつも。
わざと重たくてたまらない自転車に乗りたがっているわけではありません。
長年かけて乗り方や、自転車考という中身を制覇していく中で、リサイクルできない素材に興味が湧かないでいるうちに、認定ピストは格別に特別な競技用、という位置づけになっただけです。
軽けりゃ軽いほうがいいっす。
だからケルビム(自転車ブランド)の超軽量スチール車とか、そら垂涎モノ🤤ってやつです。
あと、離婚騒ぎがなければ、今みたいに中古車や新車を買い足すつもりもありませんでしたね。コレクターは何十台も百何十台も持つなどするみたいですけど、わしはほんとは1台1台時間をかけて乗るタイプで、せいぜいが2台持っていたら充分と考える人間です。
実子誘拐の心痛をごまかすために、台数を増やしたまでです。それで5台って、やはり抑えているほうなんゃないですかね。わしゃ、自転車コレクターでは決して無いのですよ。
はぁ。
今日も両切り登り下りやると思います。
楽しみだなぁ〜。
車体 14kgくらいあるんですよ?
そこに、フィクスドはアーバンピストくらい軽いギア比に、フリーハブのギア比なんかママチャリより軽いようにしています。
認定ピストや最先端軽量自転車の重量の2倍あるんで、考えようによっては、その 25km走行は、あの 50km走行に相当します。
両切りの活用で、自転車のド真ん中を通り抜けていく感覚。
ラクに速く走りたいという、その禁じ手感を理解しつつも、それを下積みの確かな説得力でやぶる爽快感。
どれも、おいそれと両切りハブは便利だな、という思いつきだけで味わえるものではありません。ピストオンピストによるサドル増設は、まるで可変シートポストみたいなもんですし。
で、競技能力も飛躍的に向上すれば言うことないんですけど、さあ、どこまで痩せて、しかも回転力が上がることやら。
たぶん ピストオンピストサドル増設付き両切りハブ最大活用 なんてのは、この地球上で唯一無二の乗り方でしょうから、まずはリバウンドや怪我しない限りは、続けてみてナンボですよね。
その1台に、5台か6台ぶんの自転車部品が、値段という意味じゃなくて、ほんとに具物として詰まっているわけですから、期待感はとんでもないもんがあります。
ひどくお腹が空いていることも、こーやって蘊蓄(うんちく)ちくちくダベっていたら、しばらく忘れていられましたよ。
さて、寝るのかな?
このまま起きてスタートかな?
6:25南無重量車体軽義亜