こんにちは。

 汗臭いし納豆臭い車内から、 rute5です。


 いつもは名前を書かないプロ選手の名を、5号線の親近感からアゲました。先に謝っておきます。ごめんなさい。特にギャンブルに関係するような情報は載せませんので。



 自分はとにかくどんな傾斜の道も登り坂のようにして走る癖があった…!

 と、いう前提認識を自覚し、もう 41歳だし、自転車 35年くらい乗ってきたし、その'心の登り坂'は峠を越えていいんやない?…つまり、ここからは下り坂でいいんゃない?と、いうのが、今日バンク走行で特に照明も無くひっそりと執り行いました、峠折返しの儀式です。


 言うなればボク・オレ・わしは、三萩野峠(注意:実際の三萩野は平地です)を目指してずっとずっと、登り続けてきたのですよね。

 峠というのは登りきってしまえばあとは下るしかありません。

 そろそろわしは…わしも?別の、OB選手が言っていたように、バンク走行をすべて下り坂だと思うときが来たのではないか、って話です。三萩野峠をさあ、下るぞ、と。


 皆さん経験あると思うんですが、自転車で坂を登るとその坂の頂上に達したとき、どぅっとそこまでの疲れが出て、ハンドルが少しふらつくほどスピードが落ちるのが、大体なんではないでしょうか。

 ここのところ女のコよりも素人よりもタイムが落ちていたのは、そういうことなんじゃないか、とわしは思ったわけです。充分登った。登り疲れ、登り終え、登るのに飽きた、もう登る道もない、と。


 実際はそんじょそこらを走れば永遠に登る道は存在しているわけですが、それも必ずどこかでは下り坂に転じます。

 わしは小倉三萩野競輪場にたどり着くのをひとつの峠と見做していたので、たどり着いて、練習できるようになったなら、今度はそこから下るべきなのだ、と。


 長い長い長い坂を登ってきたので、頭が朦朧としていますかね。

 同じ主旨の文を何行も並べているなと自覚しています。


 今日はわしのそれをヤナヅメさんが感じ取ったのかは分かりませんが、途中、確かに峠の頂きで、しかし、ふらつかず、そこすらもしっかり駆け抜けろよと、そういう意味の走りを見せてもらえたように思います。それを少し真似するようにしてみたんですが、それにしてもまだ登り坂を行くような走り方をしていた。けれど、それでその意識での走りは走り納め(のつもり)です。セッティングを、強制シッティングマシンになっている、自前のフリーハブロードを参考にしたものにガラリと変え、ここからはシッティング主体というか、下り坂意識で行くつもりです。


 だいたい登り坂の 4分の1のタイムで、下り坂は走り終えてしまうものです(特にフリーハブで、それなりに安全にも気を使いながらの、日本の山の場合)。

 ここまでの、登り坂意識の自転車人生が 32年だとしたら、あと、わしが下り坂意識で過ごせる自転車人生は 8年ということになります。…ふう…。


 全てに対して意識が変わります。

 頑張って汗かきすてて跳んでいくのが、美徳どころか基本でしたけど、横からの飛び出しや自身のスリップなどに気をつけて、安全かつスピーディーにペダルを回転させるのが基本になります。きっと。


 さて。

 動きましょうか。


 これまでになく落ち着けた、いい気持ちで願書を書けそうです。



20:05脱