上のタグ(リブログ)は、つぎつぎとたどれば、公的機関は現時点で認めていないが、個人的に認めて今後の予防接種との関わり方を考えるべき、いたましい話に行き着きます。

 上のタグはまた、つぎつぎとたどらず、ひとつだけクリックして、『献血に関する情報更新。しかし本質は変わらず』のタイトルの記事を読んでいただければ、その日付時点の認識においては、新型コロナウイルス予防接種後48時間後には献血ができたことが読み取れると思います。
 そして、今現在。

 献血 q&a 予防接種 新型コロナ

 キーワード検索して調べた献血に関する情報をコピペしますと、

新型コロナウイルスのワクチンを接種された方は、献血をご遠慮いただいています。なお、令和3年5月14日から、RNAワクチン(mRNAワクチンを含む)を接種された方は、48時間経過していれば献血にご協力いただくことが可能となります。

だ、そうです。

 これはどう読めばいいのでしょう。

 新型コロナウイルスのワクチン、
 RNAワクチン、
 このふたつが、まるで別物と言っているように読み取れます。
 そしてさらに、5月14日以前のRNAワクチンと、それ以後のRNAワクチンもまた、別物と言っているように読み取れます。

 さあ、そろそろ陰謀論界隈のテクストも併せて読み取ろうとしなくては、読み取れないレベルにまで、ハナシがややこしくなってきましたよ?

 はい。

 なるほど、

 ジョンソン&ジョンソン RNA

 で検索してみると分かりました。
 そのほか

 アストラゼネカ RNA

 も調べました。多少粗くても迅速に綴ります。

 ざっくり言うと、ファイザーやモデルナは mRNA を使っています。アストラゼネカやジョンソン&ジョンソンはどうやら使っていませんね。

 献血のページでは、ファイザーやモデルナから予防接種をしたひとは 48時間後にOK、ジョンソン&ジョンソンやアストラゼネカから予防接種をしたひとは現時点無期限にNG、そのように判断してあるようです。
 そしてその判断は、5月5日時点では無かった判断というわけです。

 さあ、皆さん。
 この変遷をどう思われますか?
 
 わしは記憶がまだあるので、とある方のブログも併せて証言しましょう。

 わしは同郷のよしみの感覚で『社会毒の変』という、陰謀論が大嫌いな方のブログをときどき読むのです。
 その方に5月3日の『カルトの一つ覚え。もっと勉強しろ』の記事のコメント欄で、献血は無期限不可能ですがどう思われますかという旨質問した際、こう答えておられます。この記事は決して営利目的ではないので、コピペ…が不可能なので手書きプラス打ち込みにより主文を引用いたしますと…。

その赤十字のサイトを見るとhttps://www.jrc.or.jp/donation/blood/news/2021/0428_017376.html
RNAワク○ンは、接種後48時間以内は献血はご遠慮くださいとあります。

です。
そのページは今も検索可能か調べてみます。

 内容が少し怪しい…。書き換えられているような気もしますが、これはもう証拠がないのでたどれません。記憶も曖昧です。

 『社会毒の変』の方は、その後のわしの、更に突っ込んだ質問とお礼の文はコメント承認なさりませんでした。

 さあ、情報が出揃いました。

 要するに献血では、ファイザーとモデルナのmRNAは認めているが、ジョンソン&ジョンソンとアストラゼネカのベクターは認めていないというわけです。

 つまり、現在厚生労働省の一部が、治験中にも関わらず使用を緊急許可(これを献血のページでは'承認'と呼んで読ませている)している予防接種のうち、アストラゼネカのみがねじれ現象を起こしています。
 アストラゼネカのベクター予防接種をしたひとは現時点、無期限に献血お断り。というジジツが浮かび上がりました。

 これでわしは、献血お断りの予防接種なんてどういうこと!? という論調を、またもう少し強くすることになります。


 さあ、あなたは献血を、赤十字社をどう思いますか?

 治験未完了でも使用の緊急許可(緊急承認)を'承認'と呼び、予防接種の種類によって対応に差別化をはかり始めた彼ら。
 さらに言えばトランプの肝いりのジョンソン&ジョンソン製については治験中の実績が芳しくないとして、これもまだ治験未完了のはずなのに既に中止勧告ですか。

 ネットにはジョンソン&ジョンソン製や非RNAを高評価する情報も、低評価する情報も、両方アガッていることになるわけです。そして日本赤十字社では低評価扱い。

 今アメリカで効果的とされている予防接種はどちらでしょうか。そして日本でそれは認められていますか。

 そこがどうやら、おおいに、ねじれています。

 一般の方が、予防接種をするにあたり、どの製品にするか、それで献血は可能かどうか、そんなことまで説明を受けるでしょうか?
 もしわしからではなく、注射を打とうとする医療関係者からその説明がされないのであれば、その予防接種は土壇場でキャンセルしたほうが良さそうだ、とは思いませんか?
 だって、あなたの未来の可能性、あなたを必要とするひとたちの未来の可能性を、否定するか肯定するか、分からないものを打たれることになるのですよ?


 大変ややこしいハナシになりましたが、なんとか結論まで突き止めました。
 わしは再び、'予防接種者は献血を無期限お断りされている' という文言を織り込むことにしていきます。

 皆さん。
 そろそろ陰謀論界隈のひとたちのハナシも併せて、この先の現実を読みすすんでいくほうが良いと思いますよ。
 何故アストラゼネカで無症状は怪しくて、ファイザーやモデルナで無症状は怪しくないのか。
 これはどう考えても、まともなハナシではありませんからね。




追記:部会 アストラゼネカ 承認 で検索しますと、アストラゼネカ緊急許可は本日(5月21日)のトップニュースです。
 とすると、'承認'前から非mRNAを献血には認めない意向が固まっていたことになります。
 このフライングに、悪意は感じませんか?

 とにかく現時点で言っても大衆の一般的な見識と大きくねじれています。
 献血に関するページでは、緊急許可されたアストラゼネカは新型コロナウイルス用で、ファイザーやモデルナのそれは、新型コロナウイルス用では無いと言っているわけですから。