あの不潔な毛布をどうにかして、少しでも毛布をたまに利用したものとして、感謝の意をあらわし、かつ、アマチュア全員の健康と運気の向上を願いたい。
 腹が立ってしょうがないし、日曜日はバイトが入り、来週は火曜日競輪場バイト、水曜調停、木曜日訓練と、盛りだくさんで非常に大変だ。
 落ち着いて運転せねばね。
あいつらはもはや、オレの精神状態を異常になるように挑発し、事故にあわせ、破産させ、離婚の正当な事由にしようとさえしているのが察せられる。
 それが飲酒運転を野放しにし、やまない飲酒によって児玉和彦の寿命が縮むことも厭わない態度の、あいつらのやり口なんだね。
 どう考えても久美子もクソアキコも悪党で敵じゃんか。
 オレは正義を貫くだけで、あいつらの目論見のほとんどをたぶん打ち砕ける。本質的には。
 女って、かくも愚かなのかい、ままよ。
 ウソを重ねてまで得る離婚後の人生、久美子に幸せが訪れるわけないじゃないか。因果応報、自業自得をなんと心得るのか?
 法律家は、そこまで天狗になってしまうものなのだね。
 このままでは久美子がクソアキコたちに早死にさせられてしまう。
 どうしたらいいのだろう。
 久美子自身の、ゆるやかで長い時間をかけた自殺事件だよ、これは。
 ほんとに、腹の底がしくしく泣いて、少し痛い。
 でも今日は、作業中、目が涙を流しそうなとき、気持ちが負けそうになったとき、涙を内側から睨んで乗り切った。気持ちをほんの少し押し返して、負けなかった。
 涙を流しても、その内側から世界を睨んでやると決めた。
なぜならオレは正しくて、気持ちを負けさせる理由がないから。
 子供らがいないのも、久美子が馬鹿なのも寂しい。
 だけど、それで泣いたら、あいつらの思うつぼとまでは思わないが、それでオレの元気が損なわれたら、この世にひとりぶんの正義が元気をなくす事例がひとつできてしまうことになる。
 正義は、元気をなくすべきではない。
 だからオレは寂しさを睨む。
 愛と勇気だけが友達さ。ほれいけ案版卍!