??「いらっしゃいませ。お客様にお願い致します。ブログを読む時は、部屋を明るくして出来るだけ離れて御覧ください。お願いします」
旅館、中谷亭。玄関を掃除している中谷花梨。玄関入口で中谷のお婆ちゃんと男2人が話し込んでいる。
婆「ですから、結構です」
その様子を陰から見る花梨。
婆「何度も申し上げている通り、HPは作りません。何度来ていただいても変わりませんので」
男A「ですが、今や色々な旅館で大々的にHPを使って宣伝していますよ」
男B「そうですよ。CMを流すよりコストもお安くなりますからねぇ」
婆「うちには必要ないんです。諦めてください」
男A「いやしかし、、、」
婆「お話は終わりました。どうぞお帰りくださいませ」
そう言って扉を閉めるお婆ちゃん。その頃部屋で話し込んでいた中谷の両親。
母「今度という今度はダメかも知れないわね」
父「そうだな、このまま客が少ない状況が続けば」
母「やっぱり中谷亭の名前だけじゃもう限界よね。何かいい方法は無いかしら」
家の雑草を刈り取るお婆ちゃん。そこへ
花梨「あの、お婆ちゃま」
婆「花梨、どうしたの?」
花梨「ううん、何でもない」
そう言ってその場を足早に去っていく。
家庭科教室で行われたクラスでの調理実習。
勇太「やっぱりパソコンを使わない授業はいいなあ」
カズシゲ「おい勇太」
そう言われ振り向く勇太。カズシゲは勇太の目の前に卵を見せつけた。
カズシゲ「お前、片手で卵割れるか?俺は割れる!」
そう言うとカズシゲは片手で卵を見事に割ってみせた。
シュウゾウ「マジすげぇカズシゲ!」
コースケ「チョーカッケー!」
カズシゲ「まあな」
カズシゲ(ひかるちゃん、見てくれたかな?)
そう思いながら勇太と同じ班にいるひかるの方に目を向けるが、ひかるはキャベツを切り刻んでいた。
カズシゲ「見てねぇ...」
そんな事思われてるとは露知らず、ひかるは真向かいの方へ目を向けると、花梨が高度なテクを使って人参を切っていた。
ひかる「うわー、さすが花梨。上手」
花梨「そうかな」
勇太「ホントに上手だよ。中谷さん、料理得意なんだ」
花梨「得意ってほどではないんだけど」
ひかる「花梨の家、旅館だから毎日手伝っているんだよ」
勇太「へぇ、そうだったんだ」
するとここで花梨は悲しそうな顔をしてしまう。
その頃、ウェブ世界では、ピポパは肝試しをしにとあるサイトを訪れていた。
ポット「ねぇ、」
その声に驚くピット。
ポット「ホントに行くの?」
ピット「あ、当たり前だろ。スゲーウェブスペクターになるためだ。な?」
パット「はい!人間世界では肝試しと言って、こういった不気味な所で精神力を鍛えるらしいです」
ピット「だからここで閉鎖サイトで肝試ししよってんだ。ま、俺はもともと精神力ってやつは強いけどな。アハハハハ」
ポット「大丈夫かな?」
パット「まぁ、とりあえず入ってみましょう」
重い足取りで歩みを進めるピポパ。すると玄関の入口が開いた。それに驚くピポパ。
ピット「出たー」
ポット「怖いー」
パット「待って待って待って」
入口にいた2つの黒い影はピポパが逃げるのをじっと見つめていた。
調理実習も終わり、家庭科室を出ようとする勇太。するとそこにエプロンが置いてあった。花梨のものだ。教室へ戻るとひかると花梨が喋っていた。
ひかる「そっか、やっぱりダメなんだ」
そこへ現れる勇太。
ひかる「あ、勇太君」
勇太「ご、ごめん。これ家庭科室に忘れてたみたいだったから」
そう言うと勇太は花梨にエプロンを渡す。
花梨「ありがとう」
勇太「え、えっと」
ひかる「ちょうどいいわ。勇太君も協力して」
勇太「え?」
ひかる「ね?」
勇太「う、うん」
ひかるは花梨の家の事情を勇太に全て話した。
勇太「え?中谷さん家の旅館、潰れちゃうの?」
花梨「昨日、お父さんとお母さんが話してるの聞いちゃったの。前々からそういう話はあったんだけれど」
ひかる「ねぇ、HPで大々的に宣伝したらどう?そしたらお客さんいっぱい来るんじゃあ?」
その質問に花梨は首を横に振る。
花梨「お婆ちゃまにその気がないの。昔はHPがあったらしいんだけど。閉鎖しちゃったんだって」
勇太「そっか」
花梨「このままお客さんが来なかったら、どうしたらいいのかしら?」
ひかる「作ろう!HP」
花梨「でもお婆ちゃまが」
ひかる「このまま何もしないで旅館が潰れちゃってもいいの?私も協力するから」
花梨の両手を握ったひかるに対して頷く花梨。
ひかる「勇太君も手伝ってくれるよね?」
勇太「え、僕?パソコン苦手だけど」
ひかる「パソコン苦手でもひょっとしたらいいアイディアが浮かぶかもしれないよ。ね?」
勇太「う、うん」
その夜。
勇太「HPか。手伝うって言っても具体的にはどうすればらいいんだろう?」
ピット「おい勇太!」
突然呼び止められ携帯を開く勇太。
勇太「ピポパか」
ピット「ピポパって呼ぶなあ」
勇太「で何の用?今忙しいんだけど」
ピット「明日、勇太も一緒にお化け屋敷行こうぜ?」
勇太「お化け屋敷?」
パット「閉鎖サイトを回っているんですよ。肝試しするために」
勇太「え?閉鎖サイトに肝試し?」
ポット「僕は行きたくないんだけど」
ピット「何言ってるんだ。明日はリベンジだ」
勇太「あ、そうだ!」
その頃、祖父絵家では
爺「中谷亭のHPじゃと?」
ひかる「うん。そうすれば宣伝にもなるし、お客さんもたくさん来るようになるんじゃないかって」
爺「そうか」
ひかる「どうかしたの?」
爺「実は10年前、吾輩が中谷亭のHPを作ったんじゃよ」
ひかる「え、そうなの!?」
爺「あの頃はまだ主人の花彦が生きててな。旅館の宣伝にと頼まれたのじゃ」
ひかる「そうなんだ」
爺「あの旅館無くなってしまうのか。悲しいのぉ」
中谷家では夜遅くに1つの部屋が光を灯していた。そこには婆がいた。
婆「こうお客が少ないとここも潮時かねぇ」
そう言うと仏壇にある花彦の写真へと顔を向ける婆。
婆「ねえ、お爺さん」
その様子を部屋の扉の隙間から見ていた花梨。
花梨「おばあちゃま...」
そう言って花梨はその場を去っていった。
翌日。学校では授業が終わり、昼休みに入っていた。
ひかる「んー。授業終わりー」
花梨「ひかる!」
突然呼び止められ、花梨の方へ顔を向けるひかる。
花梨「HPの事だけど、やっぱり作ろうと思うの」
ひかる「花梨...」
花梨「中谷亭がこのまま潰れちゃうなんて、嫌だから」
ひかる「分かった。一緒に作ろう。手伝うよ」
花梨「ありがとう」
ひかる「というわけで、勇太君も一緒に...」
と、ひかるが勇太の席に目を向けるが、そこに勇太はいなかった。そこへ一通のメールが届く。慌ててメールを開くひかる。そこには『ちょっと急用が出来たので、あとから行くね』と書いてあった。
ひかる「ええ!!??」
その頃、勇太達はウェブ世界でサーチンの所を訪れていた。
ピット「どうだ?」
サーチン「旅館中谷亭のサイトは噂で聞いたことがある。昔は大人気の旅館だったらしいぞ」
勇太「へぇ」
サーチン「おっ、これじゃな」
そうサーチンが言うと中谷亭のアドレスを表示した。そのアドレスを見たパットが一言呟く。
パット「あれ?このアドレス」
アドレスの場所を訪れると、ピポパが肝試しをしていたサイトに到着した。
パット「やっぱり昨日来たところです」
勇太「ここが閉鎖サイトか。こんな風になるんだね」
ポット「またここに入るの?」
ピット「あぁ、あったりまえだろ?昨日は失敗したが、今日こそは!」
そう言ってピットは1歩ずつ歩みを進める。と、その時、またしても旅館の入口が開いた。
ピット「あー!!!出たー!!!」
そう言うとピットは一目散に逃げる。しかしそこに留まっていた勇太達であったが、勇太達の目の前に2人のウェブスペクターが現れた。
2人「いらっしゃいませー!よくお越しにくださいました」
勇太「君達は?」
2人「私たち、この旅館のウェブスペクター、2人合わせてホルルンテルルンでーす」
勇ポパ「ホ、テルン?」
ホルルンテルルン「ようこそ旅館中谷亭へ。さぁ、どうぞお入りください。お客様どうぞ」
その様子を遠目から見ていたピット。
ピット「面白ぇ、入ってやろうじゃないねーか」
言われるがままに中谷亭の中へ案内される勇太達。カラスのような不気味な鳴き声も聞こえてくる。
ポット「ああぁあ」
ピット「すげぇ」
ポット「中も汚い」
ホルルン「暗いですから気をつけてくださいね」
ポット「うわー、こういうのって苦手」
ポットは勇太に抱きつく。1番後ろで歩くピットに勇太は声を掛ける。
勇太「ピットは大丈夫なの?」
ピット「へ、平気に決まってるだろ。俺はもともと精神力ってやつが強いんだ」
そう言うピットの前に天井からとあるものが落ちてくる。
ピット「うわ、なんか出た。おいこら」
勇太「何だこれ?蜘蛛?」
ポット「ただのウイルスだよ」
ピット「ったく驚かすなよな」
ホルルン「すみません。古いサイトなので他にも色々とウイルスが住み着いていてしまって」
旅館内を歩いている一同であったが、床の穴に勇太の足が突っ込まれる。それに勇太はビックリすると、その声にビックリしたピポパが騒ぎ立てる。
ホルルンテルルン「申し訳ありません」
ホルルン「何分古いもので」
テルルン「いつお客様がいらしてもいいように一生懸命掃除したりしてるんですけど」
ホルルン「2人だけじゃ手が回らなくて」
テルルン「あ、でも精一杯おもてなししますから」
ホルルン「そうですそうです。ゆっくりしていってくださいね」
勇太「は、はい」
その頃ひかると花梨はHP作成するために玄関の写真を撮り始めていた。
ひかる「うん、いい感じ。TOPページに出来るんじゃない?」
花梨「そうね」
ひかる「さあ続いてほかの所もじゃんじゃん撮ろう」
そう言うと今度は旅館内の写真を撮り続ける。
花梨「いっぱい撮れたね」
ひかる「これだけあれば充分だよ。さっそく作っちゃお」
花梨「うん」
そう決心した2人の目の前に現れた婆。
婆「花梨?あら、ひかるちゃんいらっしゃい」
ひかる「こ、こんにちは。おじゃましてます」
婆「2人ともここで何をしているの?何か見ていたんじゃないの?」
花梨「何でもないんだよ、おばあちゃま」
ひかる「ちょっと中を見学したいなぁ、なんて」
婆「そう」
ひかる「あ、花梨。宿題の続きやろうよ」
花梨「そうね」
ひかる「じゃあね、おばあちゃま」
そう言って足早に去っていく2人。
婆「廊下は走っちゃダメよ」
ひ花「はーい」
勇太達が案内されたのはボロボロの部屋であった。勇太達にお茶を提供するホルルンテルルン。
ピット「湿気てるなあ」
勇太「ピット!」
ホルルン「いいんです、その通りですから」
テルルン「お客様が来るのも本当に久しぶりで。これでも昔は1日に100人くらいのお客様がお出でになったんです」
ホルルン「料理と温泉が自慢の旅館だったんですよ」
ポット「温泉?」
パット「地中から自然にお湯が湧き出したものですよ。人間はそれに入って健康になるですよ」
ピット「健康になるってことは強くなるってことだよな?よし、入ろうぜ温泉」
ホルルン「あ、あの、温泉はちょっと...」
ピット「なんだよ勿体ぶるなって、行くぞ!」
そう言ってピットは部屋を走って出る。それにポットとパットも続いていく。
勇太「おい、待ってピポパ」
ホルルンテルルン「待ってください」
その声も虚しく、ピポパは外に出て、温泉に飛び込む。
ピポパ「やっほーい」
ピポパが飛び込んだのは温泉ではなく、ドロドロの液体だった。
ピポパ「何だこれ、全然気持ち良くねー」
勇太「うわー、ドロドロだ」
ホルルン「だからお止めしたんです」
テルルン「お湯の成分が泥に変化してしまって」
ピポパ「ちょっとそれ早く言えよー」
ホルルンテルルン「ごめんなさい」
勇太「いいんだよ、勝手に勘違いして入ったのはこっちなんだからさ」
パット「まぁ、閉鎖されてバージョンアップされなければ古くなるのは当然ですね」
ピット「このまま建物もボロくなっていつか壊れるってことか」
ホルルン「こんなんじゃ花彦お爺さんとかに顔向け出来ないね」
テルルン「せっかく作ってくれたサイトなのに」
ホルルン「このまま潰れるのを待つしかないのかしら」
テルルン「そんなの嫌だよ」
勇太「旅館、修理しようよ。手伝うから。だってこのまま潰れちゃうの嫌だろ?」
ホルルン「ホントですか?」
テルルン「助かります」
勇太「皆で修理すればすぐだよな」
ピット「なんでそんなことやらなきゃいけないんだよ」
勇太「困った時はお互い様だろ?」
ピット「何だよそれ、よく分かんねーよ」
そのピットの答えに勇太はとあることを閃く。
勇太「強くなりたいんだろ?綺麗になった温泉に入ればすげーウェブスペクターになれるかもしれないよ?」
ピット「なに?ホントか?よしやるぞー!」
ポパ「おー!」
ピポパはさっそく修理をし始める。
ポット「力仕事は任せて〜」
ポットは地面を堀りまくる。すると、湧き水が出てきた。
ポット「やったー!温泉だー!」
ピットは部屋にいるウイルスを次々に退治していく。
ピット「俺様にかかればちょちょいのちょいだぜ」
パットも自分のUSBとパソコンを繋いでデータを最新化していく。
パット「古いデータは書き換えましょう」
ホルルンテルルンも旅館の床を拭いたり、扉の障子を張り替えたりしている。
勇太「うわー年季入ってるなぁ」
勇太は骨董品を綺麗にする。すると勇太は1枚の写真を見つけた。
勇太「こ、これは」
そう呟く勇太の上から大量の写真が降ってきた。
勇太「な、なんだ」
その大量の写真の正体は中谷亭の写真だった。
勇太「これ、中谷亭の写真。なんでこんなものが」
そう考えると数秒で答えを導き出した。
勇太「そうか、もしかしたら中谷さんとひかるちゃんがここを再開しようとして写真データを」
その頃、ひかると花梨はというと
ひかる「ふーん、閉鎖されていたサイトにしては更新されているね。誰か管理していたの?」
花梨「そんなはずないけど」
ひかる「まあいいや。写真データもっと入れてみよ?」
ひかる達は写真データを次々に入れていく。
その頃、ウェブ世界では。
ピット「なんだよこれ」
ポット「たくさんあるね」
パット「系統別に分類した方が良さそうですね」
勇太「見やすく整理しなくちゃ」
ひかる「よし、あとは自動設定で整理して、ネットにアップすればHP再開だよ」
花梨「うん」
??「あなたたち」
そこに現れたのは婆だった。
花梨「お、おばあちゃま」
婆「さっきから何か怪しいなと思っていたらそういうことだったの?全く勝手なことをして。HPは作らないって言ったでしょ?」
花梨「でも、このままじゃ旅館が」
婆「花梨が心配することじゃないわ。ここか潰れてしまうならそれは仕方のないことなの」
花梨「どうして、どうしてそんなふうに諦めるの?おばあちゃまだって本当はこの旅館を潰したくないんでしょ?私は諦められない。ここが好きだから」
婆「花梨...」
するとパソコンから効果音が流れる。どうやら自動設定が終了したようだ。
ピポパ「はぁ〜やっと終わったー」
勇太は手元にあった1枚の写真を手に取る。
勇太「あぁ、これも入れなきゃ」
婆は花梨達と一緒に完成されたHPを見る。HPではひかる達が撮った写真が次々に流れてくる。そしてある1枚の写真になった時、思わず声を漏らす婆。
婆「あなた...」
その1枚は花彦の写真であった。
花梨「お爺ちゃん」
婆「あの人と2人でこの中谷亭のために頑張ってきたのに、ずっと。お爺さんがいなくなって、とても辛くて、目を逸らそうとしていたの。HPのことも、旅館のことも。でも、いつまでも後ろを向いている訳にはいかないわよね。ごめんね、花梨」
花梨「おばあちゃま...」
婆「花梨のおかけで大事なことを思い出したわ。ありがとね」
ホルルン「皆様、本当にありがとうございました」
テルルン「おかけで助かりました」
ピット「これで温泉に入れるんだよな」
ホルルン「もちろんです」
テルルン「いつでも遊びに来てください」
勇太「うん」
翌日。ひかると勇太は2人で歩いていた。
ひかる「それでね、旅館のHPも再開して、お客さんも、ちょっとずつ来るようになったんだって」
勇太「そっか、よかった」
ひかる「ねぇ、どこ行ってたの?」
勇太「え?」
ひかる「HP作ろうと言ってたのに先に帰ってちゃってたでしょ?」
勇太「あ、あれは、ちょっと、色々あって」
ひかる「ま、ちゃんと出来上がったからいいけど。それにしても不思議なんだよね」
勇太「え?何が?」
ひかる「それがね、花梨のお爺さんの写真、私たちはアップしていないのに、なんで突然出てきたんだろう?まぁ、結局はアレがきっかけになったから良かったんだけどね」
勇太「ふーん」
勇太(そっか、ウェブ世界に行ったこと、ちょっとは役にたったんだ)
ウェブ世界では中谷亭が大盛況。次々にウェブスペクターが来店して来る。ホルルンテルルンも次々に来る客の案内をする。温泉ではピポパの他にもたくさんのウェブスペクターもいて、中にはこの人も
緑髪女「あ〜、効く〜」
ポット「はぁ〜極楽極楽」
ピット「へへっ、これでちょっとは強くなったろうなぁ」
パット「旅館も繁盛してるみたいですし、えかったえかった」
現実の中谷亭も大盛況だ
婆「花梨、そちら様に煮物ね」
花梨「どうぞ」
客「あ〜、ありがとう。あ〜美味しそう」
客「花梨ちゃん、こっちも」
花梨「はーい、ただいま」
勇太「中谷さん家の旅館、お客さんがいっぱい来るようになってよかったぁ。ウェブダイビングも案外悪くないかも」
ピット「おい勇太!温泉行こうぜ!温泉!」
パット「古いデータをサッパリと洗い落とす、良いお湯ですよ」
ポット「は〜いいお湯だわ」
勇太「はぁ、やっぱそうでもないかも。WEB SPECTER 次回『ユウタ@カイシャホウモン』。母さんの会社ってどんなとこかな?」