ただいま、おかえり、ハイデガー!
どうも、シャチハタ丸です。
物凄い長らく日記の更新をしていなかったといいますか、もはや半分サボっていたという言い訳の聞かない状況に立たされています。
高校総体も終わりました。というか、僕は選手からはぐれまして応援に行くだけという皆さんから失笑を集める係でした。
試合に出られなくても3年生だけは最後の特権として総体の応援に行けるようにしてあるとのことでした。
それで、行って来ましたが、雨凄かったですね。なんだか丁度台風が接近している頃合で大会をやっていました。
試合は……でしたが、なんだか、他の学校の連中を見て考えさせられることが多かったです。
なんだかね、勝っても負けても自分らしい。僕からみればカッコいいとでも言いましょうか。そんな射をして、
誰もがそれぞれ思っていることがあるのでしょう。堪えることなく涙を流している姿。
僕は武道を始めてからそのような事で涙した事はないです。……何というべきか、それが情けないような気分でした。
剣道の最後の試合も、弓道の最後の試合も。
半端気分でやってきたわけではないはずなのに、涙が出るほどの信念や考えは無かったことに気が付いて、それがたまらなく嫌になりました。
自分の情けなさに涙が出そうになることはあるのに。と、ただそれだけが頭を渦巻いて離れません。
いつになったら、僕はもっとあれに近づけるのだろうか、と考えさせられました。
……さて、
誰がこのタイトルでこの内容を想像しただろうか。
わかる人には間違いなくわかるはずだ。理系の人はとりあえず諦めた方がいいかもしれないけど。
いやね、応援の際に泊まった部屋でモンゴルさんと米の字と僕だったんですけれども、そこで物を投げる時……だったかな?
掛け声をこのうちの誰かが思想家哲学者シリーズで始めまして、
「ケインズ!」
「キルケゴール!」
「ハイデガー!」
みたいなノリでしたね。こいつら人を馬鹿にするのもいい加減にした方がいいんじゃないでしょうか?
ちなみに、ハイデガーだけ響きがよかったために定着しそうです。
シュルツといいハイデガーといい、やたらとドイツ人名が定着します。まったくもって変な感じです。
ちなみに、最後の遠征でもあったので、夜はこれでもかという勢いで遊び倒しました。
一番僕らの部屋が広かったということであったので、僕らの部屋でほとんどの男子集めてwiiやってました。
野郎共がにぎやかしている所で、僕やモンゴルさんはとある雑貨屋で買ったおつまみと、謎の飲料をいただくことに。
皆さんはご存知でしょうか?
「アインベッカー」
雑貨屋を見回る時間がありましたので、謎の瓶入り飲料として、僕の目に止まったので、手に取る。
原料はほぼ麦芽。むしろそれ以外がない。男前過ぎる。
買うしかなかったんだ。
というわけで買ったのですが、最初からひどい勢いで問題にぶち当たる。
栓抜きレス。
バカヤロウ。それならばコインでこじ開ける。とばかりにモンゴルさん奮闘ですが、指を切るハメに。
次にたーちゃんが歯で開けると凄まじいことをするよう。が、これも駄目だったので困った時の米の字。
で、何故か後退するが如くに手で開けるという完全にお前は瓶を馬鹿にしているといった開封法ですが歯が立たない。ざまあみろ。
で、ぐらたんが瓶を壁とかにある出っ張りなどのフチに引っ掛けて栓を開けるという感じの事をやろうとするものの、出っ張り敗北。
仕方が無いので、出っ張りからプリングルスの裏側の金属で同じことをやったらまあ言うまでもありません。
プリングルス敗北。
最終的にテーブルのフチにコイン載せてそこに引っ掛けて開けました。
そして、注いでみると完全に見た目がビールです。泡あります。ノンアルコールビールみたいなものなんでしょう。
ビールみたいなものだと気が付いた瞬間にぐらたんは飲むのを拒否しました。ビール嫌いだそうです。
とりあえず、買った僕と開けたモンゴルさんでひとまず飲んでみることにしたのですがこれすごいですよ。
言葉にしづらい。筆舌に尽くしがたいですがそれでもなお言葉として原形をとどめた説明をするならば、
ビールからアルコール成分を全て抜いて、せっかくなので旨みもとりあえず90%くらいカットしたかのような飲料。
上記はモンゴルさんの言葉ですが、僕はビールなんて飲んだことないので知りません。美味いかまずいかの評価も出来ないでしょう。
ただ、僕は嫌いだ。
それから、いた連中に片っ端から飲ませてみるのですが、みんなまずいと退けるので、責任取りました。
モンゴルさん巻き添えに全部飲みました。
口直しのはずのおつまみもなくなって、仕方が無いので三ツ矢サイダーです。
で、驚きましたね。
三ツ矢サイダー超うめぇ!
かつてこれほどまでに美味であった炭酸飲料がこの世に存在したことがあっただろうか、いやない。
この三ツ矢サイダーこそがこの世界の唯一のキングオブ、いや、ゴッドオブ炭酸飲料であると断言できる!
ってくらい美味く感じました。
いや、あの時のテンションはおかしかったに違いない。でも、あれを飲んだ後になら何食っても大丈夫だ絶対。
アインベッカー、ドイツからの輸入品。機会があれば飲んでみてください。
その他に、だれかさん(もちろん男)とおそろいのネックレスを買ったりとか、米の字とソフトクリーム食ったりとかしてました。
ついでだから、ソフトクリームの話もしておきましょうか。
帰りの駅にソフトクリームが売ってあったので買おうとしたのですが、ミルクと梨(特産品)が250円で、
その他500円という店でした。
ミルクがそこいらの牧場らしく、梨は特産品なので仕方ない。そこまでは許す。
僕はとりあえず自分の行ったことのないところでソフトクリームを見かけたらバニラ、まあ、ミルクを頼むのですが、
米の字「梨ひとつ」
店員「はい、梨ひとつ」
ハタ丸「(米の字梨か)ミルクひとつお願いします」
店員「ええっ! ミルク!?(若干身を引きながら)」
しばしの流れる沈黙の時。
ハタ丸「……すいません、ミックスでお願いします」
店員「あ、はい了解しました。ミルクと梨のミックスですね~」
なんなんだこれは!!
店員はどんだけ僕に梨の味がするソフトクリームが食わせたいんだ。
そこまでして特産売りたいのか、というか、一度だけ特産がイカスミソフトクリームのところがあったけど、ミルク頼んでもノーリアクションだったぞ!?
といった、僕のミルクへのこだわりが折れたこの日、顧問の先生に米の字とセットで「シュールな光景」と笑われながらミックスのソフト食べました。
そして、あえて言おう。
やっぱミルクがよかった!
今日は、土産屋のご婦人が僕に夢の中で死ぬ気で梨ソフトを進めてくるであろう。できるだけ早く覚めて。
それでは皆さんごきげんよう。