Demon drive | シャチハタ丸奮闘記

Demon drive

どうもシャチハタ丸です。


ここ最近はギターとドラムのことで頭がいっぱいで必要最低限の事柄に関しても頭が回らなくなりつつあります。


勉強なんて知るか。


などと考えながら本日も変わることなく過ごしていたのですが、なんと本日からテスト期間に入るとのことで、


これにより本日から一週間ほどは部活が自主練習以外はなくなるということです。


邪魔者がいなくなったところでドラム練習に取り掛かろうとしたものの、数学の神が僕をなかなかそちらに向かわせてくれません。


やれやれ、と思いつつ、やっぱりトレドラの方に向かいます。


相変わらず曇天も足元が上手いこといかないし、どうしたもんかな~と思いつつスティックを変えてみたりして、


まあ、足元の方が深刻なのだからそりゃあ変わるわけないよな。とか考えていて、ようやく思いました。


まだ買ってからペダルの調整をしたことが無いんです。


かれこれ3ヶ月くらいの付き合いになるというのになぜかこいつを手入れ……、手入れはしたけど自分好みにしたことが無かった。


楽器屋のプレミアムカード、そこには自分の楽器のクールな名前が書いてあるべきところに、「P-3000D」と書いてある。


先生、ペダルは楽器に入りますか、それともおやつですか?


何故か知らないけど身の回りにはびこるPearl社製品。これもその中の1つ。


いつかのTAMAスティックは? と言われてしまうと、使い易すぎてまーくんに誕生日プレゼントがてら、宣伝に押し付けてしまいました。


で、やっぱりはびこるPearl社製品。ペダルは、型式P-XXXX(Xに番号が入ります)に、駆動方式でアルファベットが入ります。


例えば、超基本的な駆動方式、チェーンドライブならばC、軽い踏み心地のベルトドライブなら、B。


Pearl社はELIMINATOERシリーズのペダルだけこのアルファベットが入る様子。安いペダルには書いてないです。


で、僕の所持しているELIMINATOER Demon Driveはダイレクトドライブ。アルファベットはDということです。


DってデーモンドライブのDじゃなかったんだね。


地味に恥ずかしいことは言い逃れしないけど、商品名がDemon Driveじゃ誤解してもしかたがないですよね?


僕だけ? ああそう。


で、このダイレクトドライブ。ある意味で駆動方式中一番面倒な動きです。


チェーンで引っ張ったりベルトで引っ張ったりではなく、色々なパーツがひとつずつ動いて結果的に叩く部分を動かすような感じです。


無論のこと、高いです。ついでに、重いです。


重い、踏み心地もそうですし、実際に片手で持ってみれば皆さんにも納得していただけると思いますが、軽いダンベル並みの重量です。


頑丈ですが、これをいちいち勢いつけて足を振り下ろしていたら、演奏どころの騒ぎではないわけですよ。


仕方が無いので、踏み心地を少しでも改善すべく、デーモンドライブを設定変更していこうと思い、六角レンチと、キーを取り出します。


で、最初はスプリングの所をしばらくいじっていたのですが、これといって何が起こるわけではないので、ここはスルー。


次に、ビーター。つまり、バスドラムを叩く部分です。ややこしいことに、これが固定用の出っ張り付きになっているので、


短く付けるにも長く付けるにも六角レンチで出っ張りを動かさないといけないようです。


スタジオでほとんど毎度毎度言われますが、僕はバスドラムの威力が弱いらしく、これを長めに使えるようにしました。


で、ここで気が付きました。これは威力は確かに上がるかもしれませんが、踏んでから当たるまではどうしても遅くなりかねません。


素早く踏む為に、踏み心地を軽くしようとして、ついでに威力も低いから、ビーターを長く持たせて、代わりに少し踏み心地が悪くなる。


本末転倒。


まあ、そこまで極端に変化しないので、そんなに気にしません。


次、ダイレクトドライブは、駆動部の位置を移動することによって、フットボード(踏む部分)の踏み心地が変わるそうです。


ネジを外し、ネジを移動した所にはめてチューニングキーで固定する。なんだか少しだけコツが掴めずに苦戦しつつ、一応変えました。


で、前々から気になっていたので、ビーターがバスドラムに直撃する角度を調整。これはビーター固定部のネジを外す。


力なくひっくり返ったビーター固定部を持ち上げて、少しだけ角度を急にしました。


今までが大体80度で当たっていたのが、65度くらいになりました。ドラマーの方以外はぴんと来ないかもしれませんが、割と重要です。


で、フットボードの踏み心地と一緒に角度の確認をしたのですが、フットボードがヤバイです。


チェーンドライブ、シングルチェーンはとても踏み心地が軽くて素直な動きをするのですが、それに迫る踏み心地の軽さです。


今まで、その踏み心地の重さに幾度と無く悩まされ続けてきた僕は驚きと喜びと、感動でビーターを固定するのを忘れ、


一時的にペダルがビーター発射機になってました。


ちなみに、このペダルのバスドラムを叩く威力はビーターを大体4m先に着弾させるほどのダメージがあることが判明しました。


で、今度こそはちゃんとビーターを固定してとりあえず本日のチューニングは終了。


デーモンドライブが化けました。


重くて足を叩きつけなければバスドラムまでたどり着かないほどであったあのペダルがまさかのシングルチェーン並みの軽さになるとは。


もうまるで別のペダルを使用しているのではないだろうかという錯覚にすらとらわれるほどの様変わり。


僕の足はまだ適応できていません。


ですが、実はまだまだデーモンドライブにはチューニングすることのできる部分があったりするのと、僕もそんなにいじっていないこともあり、


まだまだチューニングの幅が広いということなのでしょう。


始めて購入した時、誰がこのような日が来ると思っていたのだろうか。


こんなに素晴らしいペダルと出会う日が来ると思っていたのであろうか。いや、ない。


そう断言できるほどに素晴らしいペダルだ。だが。


僕は初心者にこれを絶対に勧めない。


だって、自分好みのチューニングをしなければただの扱いづらい鉄の塊にしか思えませんもん。


憶測で物を語れば、多分初心者はこのペダルの能力なら30%くらいしか引き出せないと思う。


まだそんなにチューニングしていないから今の僕にも50~60%くらいしか能力が引き出せてない気がする。


奥が深くて、深すぎて。機械いじりが趣味でもない限りは投げ出しそうなペダルです。


興味が出た方は最寄の楽器店でじっくりと店員と相談してから購入を考えてください。


それではみなさん、ごきげんよう。