下駄登山
どうもご無沙汰してましたシャチハタ丸ですよ。
無事に文化祭や体育祭も終わってやっと一息つける頃で、打ち上げもあったそうなのですが、
僕は仕事しなかったせいか呼ばれていないので
その辺のイベントは終了しました。
で、バンドの打ち上げも先輩の都合が付かずに延期となりまして、肩の荷が下りたとでも勘違いしたのでしょうか?
本日は朝から体がだるくて起き上がれないまま布団の中で大人しく昼まで眠る羽目になりました。
普通なら9時頃には嫌でも目が覚めるというのに本日は本当に12時まで布団の中に入っていました。
そろそろ死ぬんじゃないだろうか?
皆さんとしては体育祭の話を聞きたいかもしれませんが、
クラスの演技でエクスプロードした元部長のインパクトが強すぎて僕はそれ以外の記憶が残ってません。
クラスの演技というのは3年生の出し物でして、劇のような物+ダンスなどで構成されている物なのですが、
いや、もう凄かったね。
すでになんと言っていいのかわからない。筆舌に尽くしがたい上に形容しがたい。
あれは見ておかなければわからないものがありました。
元部長は人一倍に輝いていました。
あの日だけは遭遇しないように周りに気を配ったのは僕とあなたたちだけとの秘密だ。
そんな報告もしたのち、本日午後からはそれなりに体調回復したので、何をするかと考えていた所、
オヤツから「夏休みにやりたかったけど出来なかったことをやりたい」とメールが来ましたので、
そのまま、龍さんとオヤツ連れて今や城跡の山城まで行ってきました。
「修行」であるそうなので、履物は無論のこと下駄です。
病み上がりになんてことさせるんでしょうか。
最寄の城跡の山へ下駄で登山させるとはなかなかいい度胸じゃないか。
無論のこと下駄を履いてきたのはたったの1人でしたが。
まあ、そんな文句を言ったって仕方が無いので登っていくのですが、最初から飲み物を買い忘れる。
登山道に入る前に気が付くのですが、誰も買いに戻ろうとする者はいなかった。上には自販機など無いと言うのに。
で、登山道に入る前からもうすでに足元が不安定でかなり危ない状況だったのですが、他の2人を見てみるとそうでもないので、
下駄がいかに危険かを無言で教えてくれます。
仕方が無いので、登山道の登り口で置いてあった杖を拝借。
下駄に杖持ってすでに完全なる修行中スタイルを確立しながらせっせと登っていきます。
が、険しいことは険しいのですが、そんなに高い山を登っているわけではないので、すぐに五合目まで着きます。
足元が不安定な場所が続いていたので疲労困憊です。汗がまるで滝のようにとはこのことを言うのでしょう。
半分自分の責任ですが。
もう少し登る時間帯と履物を選ぶべきだった。
特に後者は下駄は下駄でも登山用の一本足の下駄を履いて来ればよかった。
ここで、「シンセサイザーが高い」とか、「ギターの品質のいいブランドってどこ?」とか、「帰ったら俺、結婚するんだ……」とか語っていました。
確実に1人死んだ気がするのですが。
それから、さらに険しくなる道のりと、もう杖がないとすぐにでも転倒しそうな僕と、そうでなくても疲労のせいか足取りの重い一行。
九合目、頂上がすでに近いところであるのに、そこで座り込んでさらにしばらく喋ります。
そして、近いのだから頂上まで上がってしまおうと歩き出すのですが、体感としてはここが物凄く長かった気がします。
で、上がった頂上は天守閣の石垣が見る影も無く崩れ去っていました。いつものことですが。
階段を上がって、天守閣があった場所から見下ろした所には、かつての城下町が見下ろせるわけです。
その絶景に感動しながら下山すると言うのがこの山の素晴らしい所なのですが、
なんというか、マンションなどの無駄に背の高い建物が多くなって景観を損ねている感が否めません。
何だか少しだけそこがもの悲しいような、そうでないような。
写真は取りましたが、ロードしてないのでまた機会があれば写真を乗せることにしましょう。
で、下山を始めるわけですが、
メチャクチャ険しかった分降りるのが大変です。
杖が必須です。下駄履いてきた人は絶対に杖を一合目の近くの小さい小屋染みた所から拝借するのを忘れないでください。
下駄なんか履かない? ああ、そう。
なんて感じで一言で片付けてしまっていますが、
10回くらい死にかけました。
倒れそうになったら先行しているオヤツがガード態勢に入るくらい危なかったです。
とりあえず、やたらと下り坂の危険性を痛感しながら五合目まで降りて、そこから眺める低い街並みをしばらく見ていましたが、
しばらくして立ち上がり、マメでも出来てそうな重い足を持ち上げてさらに下っていきます。
一合目まで下って、小屋のような、もはや小屋としての使命も成していないような所に杖を返しておきました。
それから、のんびりと登山道を下るのですが、なかなか杖に依存している所があったのでしょうか?
かなり下りる足が慎重になっていました。
ここまで来て下駄の確認をしたのですが、恐ろしいほどに磨り減っていました。この前買ったばかりなのに年季入りに見えます。
無事に城門もでて、まっすぐで平らな道を歩けば、スタート地点、開始の際の自販機までたどり着きました。
誰1人として、登山の前も登山の道中も水分補給をした者などはいなかったので、全員がそれぞれの思惑もあり、自販機へ急ぎます。
三ツ矢サイダーがありましたので、僕は他を探す前からそれに狙いを定めて購入。
そして、1時間と30分ぶりに戻ってきたスタート地点で三ツ矢サイダーを開けます。
三ツ矢サイダーが溢れます。
僕は焦ります。
自販機なら大丈夫だと思ったのに……。
ちょうど登るのに1時間、下るのに30分。下駄の割にはそれなりのタイムではないかと思います。
もう二度とやりたくないけどな。
そんな疲労困憊状態で、達成感と軽い酸欠だけを手に入れながら帰り路につきましたとさ、めでたしめでたし。