下校途中のこと
部活でかなり苦戦しているのは今までをご覧になってご存知でしょう。
下校もはっきり言って黙々と家まで帰るだけだったものですが、ちょっと今日は勝手が違いました。
下校の途中、汽車(電車なんて走ってない)で空いている席が一つしかなくて、
それが向かい合う形なんですが、そこにいつぞや弓道仲間と一緒に乗った際
相席になった事のある農林系高校の生徒の方と同席になりました。
無論、ごく最近のことだったのと、異常に礼儀正しい人だったので覚えていました。
いつも、黙っている俺でもつい寂しくなって彼に
「学校どうですか?」
とか、
「学校生活そろそろ慣れましたか?」
とか、
「駅前にあった揚げ物屋のから揚げいかがですか」
とか、
こんなこと言うのは世話好きなおじさんか、変質者だろ。
と、心の中で思いながら
全部言いました(爆
いやね、ここ最近にはいないような好青年なんですよ。
むしろ好少年という言葉を彼のためだけに作ってもいいほどだと思う。
あいさつできるし、敬語もしっかりしてるし、身だしなみも物腰も爽やか。
しつこいけどマジでいないんだこの頃。
で、そんな爽やか少年と別れて自分の町の駅に着いたら
同じ列車に乗り合わせていた弓道仲間の友達集団やらと一緒にコンビニへ。
奢られても上手い具合に礼が言えない俺はどこぞの誰かと大違いだ。
買った菓子を食いながら、数十分でまたホームへと上がっていく彼ら。
俺も、普段喋ったりしない下校中のこんな状況に少し爽やか気分でした。
そして、駅から出るまさに寸前、誰かが俺を呼ぶ声がします。
人違いではないでしょうか(違
振り返ると……
目が悪くて見えなす><
と、思いきや、中学時代に同期(ただし別クラス)だった連中でした。
みんな、十人十色、高校だけですでに枝分かれした道を進んでいました。
そして、俺の進学先と部活やらのことを訪ねたのちに帰って行きました。
これにて俺も今度こそ駅を出るのですが、なんだか、ね。
疲れが吹っ飛んだね!
なんか、上に挙げた彼らと話している間に自然と元気をもらいました。
オチを作らない記事というのは後味が悪いかもしれませんが、
御容赦ください。
上手くいえないけれど、
とにかく伝えたかったんだ。
今回はただそれだけなんです。 さーせん。