No. 188: こちらジュースの瓶詰になります | Rusty Skull のブログ

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2015年3月から2年間ザンビアでボランティアとして活動。日常と非日常の記録。
現在と回想の混合。


↓地平線。山無し。平ら。

2年前に中国製のジュースの瓶詰機を買ったのが、箱詰めのまま2年間放置されていました。いや、私じゃなくて、配属先が買ったんです。そのお世話もすることになりそうです。一歩引いています。いや、五歩くらい引いていたい。

誰も、私の残りの任期のことなんか考えていない。それとも、それを考えて次から次へと仕事を呉れるんでしょうか。仕事を欲しがった覚えはトンとありませんが。残り任期、実質四か月も無いゾ。

例によって、粗悪なモノを押し付けられています。中古品と新造の組み合わせ。装置は単純ですが、仕様書、組み立て図面、部品リスト、配線図、何も無い。4個の木箱に入ったユニットとタンク2個。どうやって、組み立てるんだろう。上海まで、工場立ち合いに行ったようですが、まるで作業の内容を理解していない。これじゃあ、相手に舐められたって仕方がありません。
JuceBottler
どうすれば良いかと尋ねられたので、「オプション・ゼロとして、『このまま木箱を閉じて、何もかも忘れる』」と提案しましたが、ま、そうはならないでしょうね。

こういう中途半端な仕事がゴロゴロしています。
この他にも数件の案件があります。どれもこれも、手を付けはするが、その後始末ができないでいる。初めから、見通しを持って仕事をしていれば、こうはならないハズですが、そういうごく当たり前の指導の出来る人がいない。
どこぞの国の支援も、枝葉末節のナントカ活動ばかりせずに、仕事の基本を理解した本当の「専門家」を派遣すべきだと思いますが、さて。
これ以上、個人的には仕事を広げないつもりですが、どうなることやら。

ちなみに、これはドラえもんじゃありません。倉庫で見かけた、Berkelの秤です。Berkelには3種類のロゴがあり、写真のものは欧米外で用いられています。今では、秤より食肉のスライサーとして有名です。
BerkelScale
本体の高さは1mほどもありますが、この大きさで秤量は40kg。目量は50gですので、5gまで読み取り可。下の台に物を載せると、内蔵の分銅を持ち上げる仕組みがガラス窓越しに見えます。秤としての正式な名称は知りません。台のすぐ上にある斜めの棒状のものが、ゼロ点補正の棹です。使えそうだったので適当に補正して、手元のコンパクト・デジカメを載せると、約125gを指しました。カメラの取説によれば、電池込みで133g。長い間、誰も使った形跡はありませんでしたが、作動しました。

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