#103: 牛足スープ・後編 | Rusty Skull のブログ

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2015年3月から2年間ザンビアでボランティアとして活動。日常と非日常の記録。
現在と回想の混合。


↓地平線。山無し。平ら。

(つづき)
下ごしらえを終えた牛足に加え、ニンニク、ショウガを準備。ニンニクは潰し、ショウガは厚めにスライス。これを全部、鍋に入れ、水を張って加熱。沸騰したら、弱火にして2時間。
牛足だけを取り出して、骨とその他を分離。たぶん要らないと思われる部分と脂肪の白い部分は捨てます。半透明の部分の内、色の薄い物だけを更に切り分けます。この辺の、捨てる、捨てないは、単に直感です。
Separation1

骨と、薄い色の半透明の部分を鍋に戻して、再度弱火で3時間。茹で上がった状態。
BoilUp

ザルの下にボウルを置いて、スープ全体を濾し、骨や軟骨、筋、ニンニク、ショウガを分離します。
Sieving

ザルに残ったものから、ニンニク、ショウガを捨て、残った物を骨と食べられそうな部分に選別。写真上が骨その他、下が何に使うかは不明ですが、食べられそうなのでジップロックに入れて、とりあえず冷凍。
Separation2

次に、ザルにキッチンペーパーを敷き、下に鍋を置いて、再度濾します。この辺、ほぼ化学実験です。ま、料理そのものが化学の実験のようなもです、私にとって。
Filtering

濾したスープから最終的に脂肪を取るために、ラップをかけて冷蔵庫に保存。
InBowl

翌日冷蔵庫から取り出してみましたが、ボウルの中身全体がプルプルのゼリー状態でした。表面に脂肪が固まっていたら、除去するつもりでしたが、脂肪はありません。巨大ゼリー状生物。痛風持ちの大敵。ジップロックに小分けにして、冷凍庫に。
BoneJelly

これで、完成。ふうっ。
何だか濃厚な感じ。まだこれは、ただの”スープ”なので、これを使った料理を何か作らないといけない。さて。
使用目的なしで作ってしまった。何かアイデア?

週末の土日をスープ作りに費やしてしまいました。ただ、「待つ」時間が多くて、その間に映画を観に行ったり、家のモップ掛けをしたり色々とする時間が取れました。
それにしても、どうしよう?このゼラチン?

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