『Indiana Jones and the Temple of Doom』

『Indiana Jones and the Temple of Doom』
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』

世界的大ヒット・シリーズ第2弾

〔Cast and Credits〕
Actors or Actress

○ハリソン・フォード/インディアナ・ジョーンズ役
主な出演作：「デビル」、「ランダム・ハーツ」、「ハリウッド的殺人事件」、
　　　　　　　　「ファイヤーウォール」、「スター・ウォーズ」シリーズ等

○ケイト・キャプショー/ウィリー・スコット役
主な出演作：「ブラックレイン」、「理由」、「キングの報酬」等

○キー・ホイ・クァン/ショート・ラウンド役
主な出演作：「グーニーズ」等

○アムリッシュ・プリ/モラ・ラム役
主な出演作：「ガンジー」等

Directors
☆スティーブン・スピルバーグ
主な監督作：「E.T.」、「プライベート・ライアン」、「激突」、「宇宙戦争」、
　　　　　　　　「フック」、「アミスタッド」、「マイノリティ・リポート」等

Producers
☆ジョージ・ルーカス
主な監督作：「スター・ウォーズ」シリーズ、「アメリカン・グラフティ」等

☆フランク・マーシャル
主なプロデュース作：「シックス・センス」、「ボーン・アルティメイタム」、
　　　　　　　　　　　　　「太陽の帝国」、「オールウェイズ」等

Distributors
Paramount Pictures

日本配給：パラマウント映画＝ＣＩＣ

Running Time
１時間５８分

〔About The Story〕
　時は1935年、中国は上海。ナイトクラブ「オビ・ワン」では歌姫ウィリースコットがショーを見せ、盛り上がっていた。そんな店のあるテーブルでは、考古学者で冒険家のインディが上海の犯罪王ラオ・チェーと取引をしていた。インディがラオの先祖であるヌルハチ皇帝の位牌を入手し、ダイヤと交換する手はずだった。だがラオはインディに毒を飲ませ、ダイヤを取り返そうとする。解毒剤とダイヤをめぐっての大乱闘の末、インディはウィリーと一緒に店を逃げ出し、中国人少年ショート・ラウンドを連れて上海空港へと急いだ。空港に着き、飛行機に乗ったインディらの冒険がここから始まる

〔Commentary, etc・・・&Grade Of This Movie〕

　全世界でヒットし、リバイバル上映までした「レイダース/失われたアーク」に続いて登場した“インディアナ・ジョーンズ”の大活躍を描いたアドベンチャー・シリーズ第２弾。２作目ですが、時代設定は前作の１年前にあたる1935年っていうのも新しいスタイル。

今回のお宝はサンカラ・ストーン

　主演のインディを演じたハリソンですが、やっぱりこの役は彼以外にないですねぇ～。元々、「レイダース・・・」を作る時は当初、トム・セレックが予定されていましたが、スケジュールの都合がつかなかったのでハリソンがオーディションを受けてインディ役が決まったのでした。２作目にして、あのフェドーラ帽を被るとスク゛に「あっ、インディ！」って感じられるのがいいですよねぇ～

　今作でヒロインのウィリー・スコットを演じたケート・キャプショーもかなりいい味を出してました。この作品より以前はそれほどハ゜ッとしな感じだったんですが、大抜擢され、今作では歌もこなし、コミカルな部分を見せたりしていいキャラクターを演じています。

歌なども披露しているケイト・キャプショー(中央）

　ショート・ラウンド役のキー・ホイ・クァンはこれがデビュー作でしたぁ。元々は弟が今作のオーディションを受けに来たのですが、付き添いで来たキーをスピルバーグが見て、彼にもオーディションを受けさせて採用を決めたとか。インディとコミカルな掛け合いを見せたり、時には友達のようだったり、時には親子のようだったりして前作とは違った新たな生命を今作に吹き込んでました。

キー・ホイ・クァンの登場で新たなテイストが増えた

作風自体は前作よりもダークになり、サギー教の黒魔術が出てきたり、チョイ残酷というかエク゛いシーンが登場したりするんで。ですが、何気に子供の時にオレはこの作品が大好きで６回も観ましたｗｗ

　人気シリーズ第２弾の評価は・・・　

　
　　『評価：Ａ－』

　前作がかなり上手くノン・フィクションの部分とフィクションの部分がリンクしていたのに対して、今作はエンタメらしい作りになっています。そういう部分では脚本的にも前作の方が上だったのかも。作品自体がダークになったのはジョージ・ルーカスの意向があったからだとか。ルーカスは「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」でもダークな面を出していますが、今作でも同じように２作目はダークなものをイメージしていたそうで、それが黒魔術とかに繋がったそうです。

インディもダーク･サイドに入るのぉ

先に話したように、少しエク゛い描写などがあったりするので若干、評価的には下がりますが、その分、後半でのインディの活躍が目立つので酷評する程の出来の悪さはありません　

　２００８年の6/21からシリーズ第４弾となる『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が公開となるので、まだ観たことない人はレンタルorセルでスク゛に鑑賞すべし