本当はドイツから大西洋を渡って第一回のBellows FallsでのCelebrationに行きたかったのですが、航空券の融通が利かず かないませんでした。
きっとニューヨークだからこそたくさんのDust Friendsが集まるだろうとも期待していましたし、Bellows Fallsはあきらめたのです。
KIX-DTW-NYというはずが、雪だか機体の不都合だとかで急遽ミネアポリス経由になりまして、なかなかアナウンスも聞き取れず、時間は遅くなるわ、NYでは雪は降り続いてるみたいだし・・・(一抹の不安はこのとき既にあった?)、会場に着くのはギリギリになりそう!
妙にミネアポリスでの乗り換えに待ち時間があり、Joyceに公衆電話をかけてみる。だいたい公衆電話が壊れてるんだか、かける手順(先に受話器を上げる?ダイヤル回す?コインを入れる?)が悪いんだか、通じるまでに一苦労。
「今どこ?なんでミネアポリス? 早くおいでよ!待ってるわよ!」といわれてもねぇ・・・
やっとこさNYに着きました。が、いつになっても預けたギターが出てこない。途中で出てしまうわけにも行かず、最後の荷物が無くなるのを見届けて事務所へ紛失届け。この順番を待つのも長かったなぁ~。
予算を考えて交通手段を迷う・・・なんてことはなく、とにかくタクシーだっ!でもこれがまた長い順番待ち。呪われているとしか言いようが無いです。
パキスタニのタクシードライバーと話をしながら、ワシントンスクエア付近へ着いたのは9時をだいぶ回った頃だったかな?
目当てというわけでもなかったのですが、ぜひ見たかったKelly Joe Phelpsは(Dirt Floorを演奏したそう)出番を終えて帰ってしまったらしい。(この1曲のためにかなりの遠方から来たらしいと聞きました。)
Joyce、Dan、Mr.Jerry Whitley(おとーさん)らと会えたのは良かったけど、Brandon、Mo-Kit等々は来ていなかった。
めっけものはThe Contes。 スプロのレゾグラスのリゾネーターでLong Way AroundやForget You Every Dayを演奏したんだけど、ギターも歌もウマイ!の一言。Every Dayの方はクリスのチューニングとは違ってたようですけどね。(DADGADのようでした。)
普通の週末のNYのライブハウスっていう感じでしたが、演奏が終わった後、片付けている間にクリスが晩年使っていた現行のNationalのStyle-Oをしばし弾かせてもらうことができたのが感慨深かったです。ま、ギターとしては普通のもので、やはりマジックはその人の指にあるんだと再確認。
・・・そのStyle-OのヘッドストックにはMedicine Wheelと彫ってありました。


