子どもたちの黄色い声が聞こえてきます。
万葉線。

こちらは終点越ノ潟。
目の前には渡船場。
富山新港の渡船です。
途中、狭い路上を進んだり、
昭和の香りを感じながら、
専用軌道を通ったり。
ドラえもんに出会ったりします。

元、越ノ潟口駅でしょうか。廃駅をさりげなく通過していたり、
道路から大胆に右へ分かれていく車庫や、
単線で交換待ちをしたり、
変化に富んだ道のりです。
路面電車の車窓はご馳走。
人々の暮らしのど真ん中を走り抜けていきます。
廃止を地域の皆様の力で止めた万葉線。
地元愛でいっぱいです。
…………………………………

高岡駅では、ハットリくんが待っていました。
山を飛び谷を越え~
ハットリくんがやってきた。
高岡は、藤子・F・不二雄さんの出身地なのですね。


万葉線から始まる高岡の風景には、心地よい昭和の風が吹いていました。