絵本の世界から。川根両国駅。春の訪れ。そんな表現をした鉄道模型のジオラマのような、そして、郷愁を誘う、絵本の中にいるような駅。大井川鐵道の川根両国駅です。近くの吊り橋から、駅構内を俯瞰できます。川根両国駅から先の、更に険しい鉄路が見えます。川根両国駅の入口は、こんな坂道。空も、山も青々と。大きな桜の木の、蕾はほころび始め。希望の春です。さて、お迎えの列車がやって来ました。可愛らしい車中の人となり、絵本の世界から現実へと帰りましょう。千頭駅の囲いの中には、おやおや。絵本の中から出てきてしまったのかしら。出番が来るまで、じっとガマンをしているようで。絵本の世界へ、行きたいときに行けるなんて。すこしばかり夢を見させてもらえたような、そんな絵本の大人買いでした。