野に咲く花のように風に吹かれて
野に咲く花のように人を爽やかにして
そんな風に僕達も
生きてゆけたらすばらしい
時には暗い人生も
トンネルぬければ夏の海
そんな時こそ野の花の
けなげなこころを知るのです
山下清画伯の裸の大将放浪記によく登場した、大井川鐵道の蒸気機関車。
ダ・カーポの「野に咲く花のように」を口ずさみそうな懐かしい風景を走り抜けていきます。
車内では懐かしいデザインの制服姿の車掌さんがハモニカ片手にご案内。
郷愁の音色が車内に響きます。


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家山駅。
桜に囲まれた駅と、
待合室の温もり。
こんな時代もあったねと
今日の風に吹かれましょう
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本当に平成30年なのかと。
千頭駅。
体感したことがない時代なのに、
懐かしく感じられるのが不思議です。
列車は大井川沿いを走ります。
吊り橋を潜り、わくわく。

トンネルに入ると、レトロ感が倍増します。
デッキの風景。
本当に時間が止まってしまったかのような、昭和の香りです。
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冒頭の鉄橋へ帰ってきました。

大井川鐵道の昭和紀行。
ただならぬ昭和の香り。

時にはつらい人生も
雨のちくもりでまた晴れる
そんな時こそ野の花の
けなげな心を知るのです