戦前の建物が大切に使われています。
昭和12年生まれの会津若松市役所です。

中に入らせていただきます。
華美ではなくとも、
重厚で、
かつ、
実務上の利便性を求めて造られたそうです。
階段の手摺。石の輝きは愛され続けた証ですね。
床のラインは案内用。大事に使われていますね。
ステンドグラスには市の紋章が。
正面玄関から真っ直ぐ伸びる通りが、市役所の城下町のように見えます。

こちらは市役所裏手にある、本庁舎新館です。
新館ですが、昭和33年生まれです。
階段室の意匠にシビれました。
新館、旧館の接続部分に醸し出される昭和の香りが素晴らしいです。

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会津若松駅です。
白虎隊が迎えてくれます。
やってはならぬ
                やらねばならぬ
ならぬことは
            ならぬものです

あいづっこ宣言。
市役所本庁舎旧館には、そんな会津の誇りが宿っているように見えました。