路面電車が可愛らしい、
豊橋駅前のイルミネーション。
飯田線には無人駅が多くて、精算で混雑することから改札窓口に設置された秘密兵器がこちら。
バス用の運賃箱です。
いろいろと工夫をされているのですね。

さて、豊橋駅の裏側といいましょうか。静かな西口へ。

地元では「西駅」と呼ぶのです。
「西口町」という地名は全く別のところにあるのですね。
新幹線の駅前に、
こんなに素晴らしい一角が残っているなんて。

裏から見るとこうなります。
昭和の香りが、果てしなく香り続けています。

さて、こちらは豊橋駅の表側、東口です。
大好きな路面電車で向かった先は、
昭和6年生まれ、豊橋市公会堂です。

ドーム、羽ばたく大鷲がシンボル。
ロマネスク様式。
国登録有形文化財。

コリント式列柱。
今度は早く来て、中に入りたいです。

路面電車が走る町には、音も薫りも情緒があります。豊橋では天下の一国を路面電車が走るのですよ。
道路標識が整列。
クルマ目線からヒト目線に変えると、不思議な光景に変わります。
夕暮れの東海道に夕食を求めて。

老舗、きく宗さんへ。
豊橋名産、ちくわ。
そして、やっぱりこれですね。
菜めし田楽。
固めのお豆腐に八丁味噌をつけて焼く。
八丁味噌の魔法に酔いしれました。

昭和の香りは、のぞみの停まらない新幹線駅で途中下車するとゴロゴロ転がっているようです。再開発で町並みがどんどんきれいになっていくのもよいのですが…。ますます貴重になっていく昭和の香り。

最近、しみじみそう思うのです。平成も30年。昭和は遠くなりにけり。