天浜線の浜名湖佐久米駅。
線路のすぐ下まで、浜名湖の湖水が来ています。
鳥インフルエンザへの配慮とは言え、この小さな列車を羽ばたくゆりかもめが取り巻く情景を観たかったです…。暫く佇みたい風情ですが…。
先へ行かねばなりません。
この名残惜しい気持ちが郷愁感を膨らませるのですね。またここへ来たくなってしまうのです。


で、赤が印象的な、
気賀駅。
おんな城主直虎、大河ドラマ館が目の前にあり、鮮やかな赤に彩られていました。
沿線が盛り上がるにはいろいろな仕掛けが必要ですが、古き良きものとマッチングした演出は、その土地を愛すればこその芸術かと存じます。素晴らしいですね。

こちらの気賀町高架橋も国の有形登録文化財です。昭和13年の作品です。意匠も含めて下から見てみたいです。
金指駅。
平成になって30年だと言うのに。
昭和に戻れる幸せ。
天竜川橋梁に差し掛かりました。
この橋梁も文化財です。
上流に架かる道路橋のトラスも立派ですね。
昭和12年の作品、鹿島橋です。現存する橋の中では、戦前最大スパンを誇る上曲弦カンチレバートラス橋で、全国的にも貴重な橋です。
鹿島橋、クルマで来たなら必ず渡りたいです。それまで、どうか現役で待っていてくださいね。

橋を渡るワクワク感。酔いしれていると、
二俣本町を経て、
天竜二俣駅に到着です。
私はここで降りて、
これから、ここにしかない夢の世界に行ってきます!

旅は続きます。

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私の今年の目標は、
郷愁を求めてさらに放浪することです。
(目標ではなく、宣言ですね。)