朝駆け、近江鉄道。近江鉄道でガタンゴトン。多賀線のホームはぐいっと曲がっています。車両が当たらないようにホームを削り、転落防止の為にピンクの線を引いています。名前が気になる、スクリーン駅。企業の名前でした。近江鉄道には、フジテック前、京セラ前と企業名を冠した駅がありますが、こちらはずばり「スクリーン」です。地元の足として、愛されていますね。多賀大社前に到着。取って返して、高宮駅。構内踏切のある風景。人間味があって、好きです。元西武鉄道のこの電車。フロントの3枚窓が特徴的です。彦根駅に着きました。印象的な木のベンチがあるホームと、よく見ると…車両に切り欠きがあります。これは先ほどの高宮駅などのように、急カーブ上にあるホームで車両限界を緩和する措置だったのですね。これなら急カーブでもぶつからないですね。大正生まれの古参、国産初期の電気機関車です。国鉄では、昭和30年代に廃止されていますが、堂々たる姿を拝しました。米原駅では新幹線と接続しています。こじんまりした駅に心が和みます。近江鉄道は2018年に開業120年を迎えます。苦難の歴史を感じます。これからもガタンゴトン、ガタンゴトンと、地域のみなさまの夢を乗せて、走り続けてくださいね。