この書体が好きなんです。
うねり、躍動感。国鉄時代の薫り高い、素晴らしい書体です。とくに「な」にシビれます。昭和の香りとともに、豊かな旅情を感じます。

そんな名駅。
在来線は昔ながらの乗換通路。
なんとなく落ち着く、昭和の香り。
新幹線側は、いまどきの装いです。

名駅の上空。岐阜方面を俯瞰すると、
電留線に新幹線がお休み中。
こうしてみると、長くて巨大な生き物ですね。
地球上で一番長い生き物ではないでしょうか。

特急南紀のヘッドマーク。最近はLED表示が増えましたが、イラスト入りが健在で、嬉しいですね。
そろそろ大好きな名古屋めしで腹ごしらえ。
あれこれ迷わず、男は黙って、
味噌煮込みうどんにしました。
新幹線側の地下には、コメダ珈琲店も、
矢場とんも、
あんかけスパもあります。

名残は尽きねど…、
新幹線のホームに上がりました。
むむむ、新幹線ホームの駅名標の書体はいまどきの「名古屋」。
しかしながら、
小さな平仮名にある、うねりと躍動感に感涙です。「ぎふはしま」の「ぎ」、「みかわあんじょう」の「あ」。とてもいい書体です。
JR東海が国鉄時代のすみ丸ゴシック体を、スミ丸ゴシック体として引き継いでいるのです。ありがとうございます。

名古屋、また来ます。
来れたらいいな。