バラが咲いた、バラが咲いた。

いつまでもそこに咲いてておくれ。

…習志野市谷津バラ園のバラが見頃です。
バラはバラは、気高く咲いて。美しく散る。

ベルばらです。
モデルさんが動きませんが…。バラと女性。

ここ、谷津バラ園は、

かつての谷津遊園の敷地にありました。
昭和世代の遠足でお馴染みの谷津遊園は、浦安のテーマパークにタスキを渡すかのように、惜しまれつつ閉園しましたが、この美しいバラ園は習志野市引き継がれ、地域のみなさんに愛されています。

その谷津遊園には、

米国に遅れること僅か2年、昭和52年に谷津遊園にお目見えの「コークスクリュー」は日本初の宙返りコースターでした。こちらも閉園後は北海道のルスツリゾートへ移設されました。

京成線谷津駅(旧谷津遊園駅)から谷津バラ園へ向かう商店街は、かつての谷津遊園への言わば表参道。
面影を探しつつも、あのころのおもちゃやさんだとか、お土産やさんだとか。どこへ行ってしまったのでしょうか。
それでもこうしてバラ園を残して頂いて、嬉しいことです。

幼稚園の遠足を思い出します。
ここで集合写真を撮りましたっけ。

習志野市の日本初。
まだあります。

最近ではまちおこしにも登場している、習志野ソーセージ。第一次世界大戦中に、ドイツ人から製造法を学んだそうで、習志野市はソーセージ製造発祥の地です。早速、その製法のソーセージを有り難くいただきます。

こちらも日本初。
干潟で日本初、ラムサール条約登録の谷津干潟。かつての谷津遊園には、この海上の一部を走る「海上コースター」もあったのですよ。

そして、こちらも発祥の地。
昭和9年、米国のオールスターチームが来日した際に、六大学から選手を集めて試合を行いました。それが読売巨人軍の前身で、谷津遊園にあった谷津球場で練習をしたので、発祥の地なのだとか。


バラ園のお話から、バラ、バラ、バラと。
ジェットコースター、ソーセージ、干潟、野球。
まとまらないお話にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。