世界遺産、万田坑。

日本の産業革命を支えた「黒いダイヤ」こと、石炭。三池炭鉱は隆盛を極め、万田坑には明治の技術の粋が集められました。

エネルギーは石油へ転換され、

1997年、官営創業時から124年の歴史に幕を下ろし、万田坑は閉山しました。

三井三池炭鉱の閉山後、石炭産業と共に発展してきた炭鉱施設のシンボルとして万田坑は保存されました。

耳をすませば、

炭鉱マンの足音が聞こえてくるようです。

生活の匂いが感じられる浴室跡には、

洗面器や椅子に、

なんと、ドライヤーまで残されていました。



水面から、あの日の繁栄が甦るような、

ご苦労さんの文字に、

「きけん」の文字に、

人の温もりを感じながら、先人の偉業に誇りを感じます。
そして、そこから底知れぬパワーをいただくのでした。

油の匂いに、まだまだ息吹を感じます。


熊本の明治日本の産業革命遺産。
祝・世界遺産！万田坑。

がんばろう、熊本。
ありがとう、熊本。