電車にゆられこの町まであなたは会いに来てくれたわ。



…あまりにも有名な、森高千里さんの「渡良瀬橋」。

あなたが好きだと言ったこの街並みが。

今度来たときは、床屋の角にポツンとある公衆電話を探しにいきたいです。
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そんな郷愁漂う渡良瀬橋から、渡良瀬川を遡って、わたらせ渓谷鐵道に揺られてみました。

とても味わい深い駅舎に出会えます。
まずは、上神梅駅へ。





沢山の花に囲まれています。

傾いたラッチがいいですね。

こどもの絵画を観るだけで目頭が温かくなるのは、歳をとった証でしょうか。

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続いて、神戸駅。

こうべではありません。
ごうどです。

懐かしい色の車両が見えます。

東武のデラックスロマンスかーですね。

車内も色褪せない輝きを放っています。

「清流」と言う名前のレストランになっています。

デラックスロマンスカーをこうしてホーム越しに眺めると、まだ現役の鼓動が聴こえてくるようです。
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夕日、床屋、公衆電話。
あなたが好きだと言った街並み。

「渡良瀬橋」は郷愁世代の名曲ですね。
若気の至りを省みながら、沁々聴くのもたまにはいいですね。