指宿のたまて箱。

略して「いぶたま」。
なんて素敵なネーミングなのでしょう。

鹿児島中央駅から指宿駅まで、特急「指宿のたまて箱」号に乗りました。

海側は窓に向かって座る、人気の席です。

車内には、フリーのソファー席や書棚が旅心をくすぐります。

木の温もりを活かした椅子。

車窓だって、車内に負けちゃいません。
鹿児島の町を見守るのは桜島。

桜島が遠ざかり、寂しくなるかと思えば…、


オリジナルスイーツも楽しめます。

そして、客室乗務員の方がとても親切で。

素敵な想い出ができました。
どうもありがとうございます。


終点、指宿に着きました。
たまて箱の蓋を開けたら、煙が出てきて。
あまりに楽しすぎて、お爺ちゃんになってやいないかと心配してしまうような。

ドアが開くと、
このようなたまて箱演出があるんです。ニクいですね!


ところで、この「いぶたま」は、

海側が白で、

山側が黒なのです。

「私は、黒い列車に乗りました。白ではありません。」
なんて、鉄道トリックに使えたりして。



折返し時間は僅かです。
「いぶたま」は、また次の幸せを運んで鹿児島へ帰っていきます。

たまて箱を開けたら…。

わくわくする列車旅。
これも幸せのかたちですね。