まるで「ジブリの世界」。

と言われている「濃溝の滝」。

「脳みその滝」と間違えて検索しても、ちゃんと出てきました「濃溝の滝」。
…百聞は一見に如かず。
房総半島の中程、千葉県君津市にいってきました。

愛がある歩数表示に誘われて。
てくてく進みます。

川床からも愛が。


滝が見えてきました。
滝が眺められるところには、「幸運の鐘」がありました。

上から眺めた濃溝の滝です。

ジブリの世界が早く観たい!

…と、焦る心に亀さんが。
「焦らず行けよ。」と囁きました。

なぜ亀さんが…
と言うのは、濃溝の滝が流れるトンネルを「亀岩の洞窟」と呼ぶからなのですね。

滝壺に下りると、

ジブリの世界の入口に着きました。
水面が神秘的な輝きを放つ、朝陽が射し込む早朝に来てみたいです。

澄んだ水が心地よいです。

紅葉の時季は、格別でしょうね。

暫く眺めていたいこの幻想的な景色。

実は江戸時代に人工的に掘られた川廻しのトンネルなのです。
久留里藩によって進められた川廻し。蛇行する川。遮る山にトンネルを掘ることによって川を直線的に短縮し、蛇行した旧流路を埋め立てて農地としたのです。

平成の世に「ジブリの世界」と称賛されるとは思いもよらぬことでしょう。歴史のロマンを感じつつ、江戸時代の人々が残してくれた景観に感謝です。

濃溝の滝付近は公園として整備されているので、安心して歩けます。



夏はホタル。
秋はもみじ。
季節を感じながら歩くのは心地よいですね。
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最近は、観光バスが沢山立ち寄るのでお土産も沢山ありましたが、

私は手前の道の駅で、青いたまごを買いました。若鳥から産まれる貴重なものなのだそうですよ。

神秘的なブルーのたまごでTKG。
箸で掴める黄身。美味でした。