黒鉄の馬。

生きています!
動態保存は素晴らしいですね。温度も音も匂いも、そこを包む全てを次代に伝えられます。

扇形機関庫も大切にされて、

転車台も残されています。
幸せです。

お召し列車の御紋。

梅小路機関区を存分に味わえることが京都鉄道博物館の、他にはない最大の魅力でしょう。

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屋内展示も名車揃いです。
ビジネス特急こだま。新幹線開業以前の花形です。

ボンネットが可愛らしい、ディーゼル特急くろしお。


こちらは雷鳥。
サンダーバードに繋がる花形です。

雷鳥を日本語に直訳して、サンダーバード。カッコイイですね。
でも、雷鳥は英語で「Ptarmigan」なので、よいこのみんな、まちがえないでくださいね。

そんなとはどうでもよくて、特急電車の横顔が素敵すぎて、うっとりします。

環状線にも新車が登場して、まもなくオレンジの電車はなくなってしまうのでしょう。
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そういえば、初期の磁気乗車券は裏が茶色でしたね。今はあたりまえのように黒。そこに白い文字で注意書きがあったりと、技術は常に進歩して。

駅の風景は時代を映します。
パタパタと音を立てて列車の案内を行う発車標も、今は昔。
ザ・ベストテン!のランキングボードを思い出します。懐かしい。

レストラン列車が流行りですが、食堂車の風格はそれに勝ります。


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ダイヤル回して
手を止めた
 I'm just a woman, Fall in Love ♪

懐かしい赤電話。
近頃のよいこたちはダイヤル式電話の架け方を知らないそうですね!
知らなくても全く問題なしですけどね。


放浪癖を慰めていられるのも、平和があってこそです。
そこで何かが起こっても、雨の日も風の日も、社会のためにひたすら走り続けてきた鉄道。あらためて感謝します。


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おまけです。
自分へのお土産は、まるで特急電車の車体のようなケースに入った素敵なネクタイピンと、それから、


これです。

ペットボトルのキャップのオープナーなのですが。

プシューッて。

炭酸キツめで、
プシューッて。
やってみます。