江ノ電が夏を運んできました。


電車待ちのひととき。



夏休みが始まりましたね。

鎌倉高校前の踏切は、夏の想い出を切り取る人たちでいっぱいです。


海沿いの国道の渋滞を横目に、江ノ電はスイスイ。


こちらは、腰越の併用軌道。
腰越駅を発車して、

注意深く、そろそろと路上に出てくる江ノ電の姿。

昭和の香りにシビれる風景です。

こちらは、江ノ島駅前の江ノ電スズメ。
売店に勤めていた女性の手作りの衣装を身にまとった、車止めのスズメに癒されます。


腰越の併用軌道を行く、紫色の江ノ電は、

京都の嵐電とのコラボなんですね。
嵐電には江ノ電カラーが走っているそうです。


江ノ電が隠れんぼ。

江ノ電もなかのお店です。

夏本番を迎える七里ヶ浜。


江ノ電サイズの街並みは、私にやさしさを運んでくれます。


地形に逆らわず、くねくねと。
カーブの先に待っているもの。

レールの先に待っているもの。


…江ノ電が運んできた香りは、
夏の香り。
昭和の香りと、

それから…。

忙しさにかまけて、忘れていた何かを思い出させてくれた江ノ電でした。