東京の東端を流れる江戸川に、まだ現役の渡し船があります。

細川たかしさんの歌があまりにも有名な、矢切の渡しです。

細い桟橋から乗り込みます。

江戸川の流れは、とても穏やかでした。


船頭さんの手漕ぎで、ゆっくりと進みます

振り返れば東京の夕陽。
そして、ギリギリ間に合った最終便でしたので…、そうです、片道切符です。
対岸の千葉県松戸市の矢切に降り立つと、畑の中の小道を20分ほどてくてく歩き、バスで市川へ。

駅前の展望施設から道のりを振り返ると、
都県境を江戸川が雄大な曲線を描きながら流れていました。
穏やかな渡し舟の小さな旅。
どこへ行くのよ…
知らぬ土地だよ…
また旅に出たくなってしまうのでありました。