ひたちなか海浜鉄道、那珂湊の車庫の片隅にポツリと保存された昭和の香りいっぱいのディーゼルカー。初夏の太陽に照らされたステンレスが眩しいです。



女学生の後ろ姿に、
あの頃のあの娘はどうしているだろうか。

なんだかとっても気持ちがいいです。悩みなんかなくなるような、何もかもがスーっと溶けていくような爽快感。

窓外の風は、夏の匂い。

ノスタルジア。

阿字ヶ浦にて。
アスファルトの整列線が、かつて国鉄から乗り入れていた長大編成の列車の名残。夏草や…。

風が夏を運んできました。
でも、いつの時代にいるのかわからないような不思議な感覚に。

なかみなとの昭和の気動車が、時間軸をねじ曲げてしまったのでしょうか。

さてと、現代に帰りましょう。

逃避規制か、帰りたくない気持ちもありつつ。