本格的にダイエットをすることにした。
わたし史上最大のデブ期が訪れたからだ。
 
他人には痩せろとつべこべ言うおせっかいな職業にありながら、
自分がデブでは申し訳がたたない。
 
以前ダイエットをして成功している。
スイッチが入るまでには10年くらいかかるが、
一度スイッチが入ったらかなりストイックにやるほうだ。
 
昨日から朝のランニングも始めた。
 
去年の冬にランニングシューズを買って何度か走ったが、
そのまま靴棚にひっそりとたたずむ程度の存在に成り下がっていたわたしのド派手な
オレンジのシューズくん。
 
そもそも、なんでド派手なオレンジになったかというと、
その当時(いや、今も)わたしにはお金がなかった。
でもランニングシューズって、結構する。
わたしがこれまでの人生で買った靴でも最上位に値するかもしれない。
(いや、それは気のせいかもしれない。)
 
走れたらなんでもいいから、とにかく安いやつ。
 
そう思いながら、ネットで検索しまくってみつけたのが、オレンジくんだった。
ピンクくんもあったのだが、ピンクくんのほうが500円高かった。
デザイン的にはピンクくんのほうが好みだったので、
迷いに迷いに迷いに迷いまくって、
 
結局500円安いほうを取ったというわけだ。
 
話が本題からずれてしまったが、昨日そのオレンジくんを引っ張り出してきて、
朝、明るくなってから4.5㎞くらいを走った。
 
体重重くなったわりに
最近全く運動していないわりに
意外と走れた。
 
ぜんぜん運動していないので、最初からあんまり飛ばしてもいけないかとおもって、
ほどほどで帰宅。
 
らすくるのトリミングを午後から予約してあったので、
午後からはおさんぽがてらトリミングサロンまで往復歩く。
たぶんトリミングサロンの往復だと6㎞くらいはあるので、
昨日はかなり運動した。
 
今日はどうしようか。
去年走っていたときはラスティと一緒に走っていた。
ラスティと走ると自分のペースでは走れないし、走りたい距離走れないが
「連れて行け」とワンワン吠えてうるさいので、
しかたがなくラスティを連れていくことにした。
 
とりあえず河川敷まで走る。
もちろんラスティ先導で。
河川敷まで行き、しばらく走ると、だんだんラスティのペースが落ちてきて、
わたしの横について走る。
もうしばらく走っていると、ラスティがバテてきて、
わたしがラスティを引っ張るようなかたちになる。
 
なんか、虐待しているみたいじゃないか。
 
しかたがないので2キロちょい走ったところで歩くことにした。
 
わたしのもうひとつの楽しみに
神社参りがある。
 
昨日初めて行った神社があったのだが、
行こうとおもってランニングに出かけたわりにお賽銭を忘れ、
目の前まで行って引き返したので、
今日はちゃんと5円持って家を出た。
 
神社までラスティと歩く。
 
さっきはバテていたのに、歩き始めたら意外と元気じゃないか。
しっぽ振って歩いている。
 
神社の鳥居の前まで行ったところで、
後ろに小学生の男の子がいることに気づく。
 
早朝だし、誰もいない神社に、
毎日お参りにでも来ているのかな?
 
わたしはラスティと神様の前まで行き、お賽銭を入れて、
短く健康をお祈りする。
 
振り返ると、さっきの小学生がいた。
 
わたしはラスティともと来た道を引き返す。
鳥居の前まで来たとき、隣にさっきの小学生がいた。
 
わたしは鳥居を出たところで、
なぜかその小学生と一緒に神様に向かって一礼した。
 
小学生にちょっと話しかけてみたかったが、
なんせこのご時世、
話しかけて怪しまれでもしたらこまる。
 
ラスティもすっかり元気だったので、
「ラスちゃん、もうちょっと走ろうか。」と言って、
家に向かって走り出した。
 
小学生が走ってついてくる。
 
そして、追い抜かれた。
 
しばらくわたしたちの前を走っていた小学生が、
路地へと曲がっていった。
 
まったく謎の小学生だったが、
なんか、あたたかい気持ちになった。
 
わたしはラスティと少し走り、
また途中でラスティがバテちゃったので、
そこから家まではゆっくり歩いて帰った。
 
家のすぐ近くで、ときどきさんぽ中に行き会う真っ黒のフレブルに会った。
わたしは家の方向、真っ黒なフレブルは家から離れていく方向に歩いて行った。
 
さて、家に着いたらもうひとつすべきことがあった。
 
くるみである。
 
さすがに、ラスティと一緒に、全長約5㎞の道のりを走らせるわけにはいかなかった。
フレブルはマズルが短く、あまり運動には向かない。
去年はくるみを20分くらい先に散歩させておいてから、
ラスティを連れてランニングしていた。
 
ラスティを家にひとりで置くとワンワンドタバタやかましいので、
先に走らせて弱らせておけばおとなしいのではないかと考えた。
 
そういうわけで、今度はくるみの番。
 
イヌを入れ替えて連れ出したが、
結局何をやっても、
ラスティはやかましかった。
 
くるみは体力があるから少しなら走らせても大丈夫かと思い、
前半だけでも、と思い、ランニングを始める。
今度は、さっきラスティと行った逆の方向へ。
 
少し走ると、遠くに黒い犬を連れた人が、フンの始末らしきことをしている。
 
あれ
 
もしや…
 
近づいていくと、さっきのフレブルだった。
 
さっきからあんまり時間が経っていないのに、
飼い主さんはきっとわたしが連れているイヌが換わっていてびっくりしただろう。
 
今日は朝から曇っていて、パラパラと雨が落ちてきた。
くるみだけでさんぽするときの1㎞くらいのコースを全部走って家まで戻ったが、
 
くるみは「ハァハァ」もしていないし、
何事もなかったように涼しいカオをしている。
 
走れるんだったら2匹一緒に走ってもらったほうがわたしも2回も行かなくて楽だが。
 
いや、絶対からまって転ぶ。
 
 
間違いない。