さて、○○子の名前である。

 

ゴールデンが飼いたいと10年以上も思い続けていたから、

名前は決まっていた。

 

でも、もともとわたしはオスのゴールデンを飼うつもりでいたから、

メスのゴールデンの名前は決まっていなかった。

 

おとこの子っぽいけど考えていた名前にしようか

おんなの子っぽい名前を考えようか

 

いくつかおんなの子っぽい名前を考えてみた。

 

 

でもなんかしっくりこない。

 

 

やっぱりおとこの子っぽくても考えてた名前が一番しっくりくるから、

おんなの子だけど仕方がない。

 

そういうわけで、「ラスティ」と名付けた。

 

名前に対する意味は特にない。

詐欺師の名前だ。

 

どういうことかというと、

これも10年以上前に公開された「オーシャンズ11」という映画で、

ブラピがやっていた詐欺師の名前が「ラスティ」と言った。

 

響きがとても気に入って、ゴールデンをいつか飼ったときには絶対ラスティと名付けたいとおもっていた。

 

若いころに考える名前なんてこんなもんだ。

 

でも今では、いつかラスティとお別れする時が来て、

もし次の子を迎えることがあったら、

やっぱり「ラスティ」と名付けたいとおもうくらい、

 

この名前を気に入っている。

 

 

親から自立をして

はじめて命を預かった。

 

今までは自分のためだけに生きてきた。

それがとつぜん

自分にコドモのような存在ができた。

 

生活ががらっと変わった。

 

最初はとても手がかかる。

おしっこ、うんこはそこらじゅうにやるし、

家具はかじるし、

ドッグフードはふやかしてからあげなきゃいけないし、

小屋に入れてお留守番させれば、

帰ってきたときにはうんこ踏んづけまくって全身うんこまみれになっている。

掃除するのにまいにち朝晩1時間ずつかかる。

 

ウェットティッシュは2~3日で1袋なくなるペースで、

おサイフにも厳しい状況が続いた。

 

それでもかわいくて、

仕事に行ってもすぐに帰りたくなるくらい、

毎日会ってるのにちょっと留守にするだけで会いたくてたまらなくなるくらい、

わたしにとってほんとうに大切な存在へと

一瞬にして君臨してしまった。

 

誰かとラスティの話をすると、

さも自分が産んだかのように話をしている。

いや、自分じゃ産めないから、会ったこともない誰かに代わりに産んで頂きました。

感謝しております。

 

ひとりでいたころは

べつにいつ死んでもいいと思っていた。

わたしがいなくなって困る人もいないし、

数人がすこし悲しくなって、

それで忘れ去られていく存在なのだと

 

だからそういう存在でいるうちに死ぬのもいいかと

そうおもっていた。

 

でもラスティが我が家に来てからは

絶対に死ねないと思うようになった。

わたしがいなくなったらラスティも生きていけない

だからわたしは

ラスティが最後の日を迎えるまでは

絶対に

いなくなってはいけない存在になった。

 

子供を持つ

なんて今まで考えたこともなかったけど、

そういうことなんだと

親としての(またはそれに近い)自覚が芽生えて、

 

すこしだけ、成長したような気がした。