【注目のロシアニュース】「問題解決の最善策はわいろ」、ロシアで多数が認識=調査 | ロシアで働いていた元料理人のブログ

【注目のロシアニュース】「問題解決の最善策はわいろ」、ロシアで多数が認識=調査

【注目のロシアニュース】「問題解決の最善策はわいろ」、ロシアで多数が認識=調査


「わいろ」
この言葉は、日本とロシアではニュアンスはもちろん、意味が違う。
辞書的な言葉の意味自体は同じではある。
しかし、あまりにもロシアでは日常的に機能しているので、日本人がこの言葉から受け取る感覚と、彼らの感覚では、ちょっと、いや、かなり違うと思う。
日本人からすると、「賄賂」の受け渡し行為は、法律に違反する重大な犯罪行為と思う人も多いだろう。
だが、ロシアでは「賄賂」がないと始まらない。
「賄賂」があるから、スムーズに「事」が運ぶのだ。


ロシアで新規の仕事を始める時には、どこからいくらくらいの賄賂の要求をされるのかをきちんと見積もることが大事である。
地元マフィアだけでなく、警察をはじめとする国家機関に対してもである。
これは、冗談ではない。
ロシアでビジネスをしたいのであれば、しっかり必要経費として考えなければいけない。


日本人は、ここを甘く、軽く受け取りすぎる。
必要経費というのが理解できない。
すぐに「払いたくない」「値引きしてくれ」となる。
観光の露店で土産物を値引くのとはわけが違う。
ビジネスの交渉は、もう既に始まっているのである。
中途半端な値引きは、結果的にそれ以上の大きな代償と引き換えになることが多い。
本当に、ここを日本人に理解してもらうのはタフな作業である・・・


ロシアで継続的にビジネスをしたいのであれば、もちろん継続的に支払いが続くランニングコストとしての意識も必要。
1回だけではない。
繰り返すが、甘く考えるとひどい目にあうから注意が必要である。
支払いを渋ると、最悪、オフィス、店舗に火をつけられたり、露骨にマフィアが脅しに来ることになる。
警察や税務署が言いがかりをつけてくる。
お金で解決できることは、お金で解決する。
ロシアでビジネスを成功させてければ、まずはこの国でのお金の使い方を理解しなくてはならない。


しかし、慣れてしまうと「賄賂」はとてもわかりやすい道具となる。
人間の感情を簡単にコントロールできてしまうのである。
わかりやすいのだ。


で、今回のニュース。
アンケートの数字は、信頼できない。
低すぎる。

思ったのだが、日本ほど賄賂に潔白な国民はいないのではないだろうか。
それが悪いことではないが、他の国で自分たちの「思い込み」を押しつけてはいけない。

改めていいますが、ロシアでビジネスをしたいのであれば、「賄賂」対策は十分にしてください。
命にかかわりますので。


*補足
「賄賂」は「何のために使うのか」を理解することである。
あくまでもツールである。
支払った代わりに、得ている「対価」がある。
それをうまく使い、利用すること、そして相手が「人間」であるということがポイントになってくる。



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「問題解決の最善策はわいろ」、ロシアで多数が認識=調査


5月14日13時0分配信 ロイター

 [モスクワ 13日 ロイター] ロシアの独立系調査機関レバダ・センターが行った調査で、「わいろ」が問題を解決するための最善の方法だと考える人が半数以上に上ることが分かった。
 ロシア国民1600人を対象に実施した調査によると、56%が「わいろは当局者と遭遇する人なら誰もが渡すもの」と回答した。
 4年の任期の折り返し点を迎えたメドベージェフ大統領は、ロシアにまん延する汚職の根絶と法律を順守する国作りを宣言している。
 しかし今回の調査で、ロシア人はいまだに、よりよい医療サービスを受けるためにわいろを支払い、運転免許証を「購入」することを好み、交通違反で捕まった際には警察官を買収、さらにはわが子をよい学校に入れるためにもわいろを贈っていることが明らかになった。
 また、10%の人が親族などの葬儀を手配するためにもわいろを支払ったことを認めている。
 一方、わいろを渡すことが「不正行為や犯罪」と考えている人はわずか10%で、30%の人がわいろを提供することは「問題解決のためにほかの方法が見つからない普通の人々」がやる行為だと回答している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100514-00000092-reu-int