【注目のロシアニュース】<露大統領>スターリンの「犯罪」批判 | ロシアで働いていた元料理人のブログ

【注目のロシアニュース】<露大統領>スターリンの「犯罪」批判

【注目のロシアニュース】<露大統領>スターリンの「犯罪」批判

なぜ、今スターリン批判なのか。
やはり、先日の「カチンの森事件」での新たな悲劇が無関係ではないだろう。
http://ameblo.jp/russianchoco/entry-10510703685.html
(もちろん国内政治内部の派閥問題、国内の一部で出ているスターリン再評価への牽制もあると思う)

第二次大戦時に起こった「カチンの森事件」は、スターリンがやったことだ。
先日、ロシアがこの歴史的な悲劇に対してアクションを起こした。
その流れで、きちんと原因を明らかにすると同時に、スターリンとの距離を明確にし、かつ政治的に有利なポジションをとりたいのだろう。

さて、日本はこの問題に対して無関心でいいのかというとそうではない。
久しぶりのチャンスがきたのではないだろうか。
「北方領土」問題である。
北方領土は、強引な言い方をすれば、スターリンとの問題である。
ロシアが、スターリンを批判したということは、過去のスターリンが「犯罪的」にやってきたこと、それによって残った「しこり」を認めて、方向を正す可能性、責任をとるということが可能性として考えられる。
その点は、ロシア側も織り込み済みで、微妙な言い回しで牽制をしている。
外務省の今後の動きに注目です。


「北方領土」問題の一つの視点として、佐藤優氏のスピーチ動画をどうぞ。
全部で5つあります。
「北方領土」問題だけでなく、氏の考え方、経験、ロシア人の考え方、裏事情など面白い話も出てきます。
お時間ある方は、全部見てみてください。



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<露大統領>スターリンの「犯罪」批判
5月7日19時20分配信 毎日新聞

 【モスクワ大木俊治】ロシア紙「イズベスチヤ」は7日、就任から2年を迎えたメドベージェフ大統領との会見記事を掲載し、国営テレビも同日、会見の模様を放映した。大統領はこの中で、旧ソ連の指導者スターリンを「国民に対し多くの犯罪を行った。その行為は許されない」と批判した。大統領は昨年10月、自身のブログでスターリン批判を展開したが、公の場で言及したのは初めて。

 大統領はまた、第二次世界大戦後のソ連政権を「基本的人権や自由が押しつぶされた全体主義体制」と批判。一方で「ソ連軍の(同大戦で果たした)使命と、戦後のソ連国家を区別すべきだ」と述べ、ソ連軍が欧州をナチス・ドイツの支配から解放したことは「歴史的事実」だと強調した。

 このほか日露間の領土問題について、双方が極端な立場を離れて取り組めば「将来に問題を解決することができる」と述べたが、これまで繰り返してきた「我々の世代での解決」には言及しなかった。

 会見は9日の対独戦勝65周年を主なテーマに行われた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100507-00000058-mai-int