お正月 三が日


我が家では夕飯に
お雑煮を食べる


私の分のお雑煮を
仏壇に供えて

お線香をあげて
手を合わせて

お雑煮を頂く


私が子供の頃から続けてきた
我が家のお正月恒例行事


手を合わせて
思うことは

ひとつだけ



今年も新年を
迎えることが出来ました

こうしてお雑煮を
頂くことが出来ました


ありがとうございます



この一連の恒例行事をやる間
母と言葉を交わすことは無い

ただ

2人とも黙って
仏壇に手を合わせる



子供の頃
母から聞かされた話がある

「いただきます」

という言葉


それは

あらゆる「命」を「頂きます」

…という意味だと



三食に困ることなく
食事が出来る

こんな当たり前なことでも

そこには

三食に困らないように
家族のために働いてきた人

食材を作り育てた人

料理をしてくれた人


たくさんの想いが込められている



三が日のお雑煮

それは私に

改めて

「この食事をありがとうございます」

という気持ちを
思い起こさせてくれる



感謝する気持ち

忘れたくない

…と思う

我が家の恒例行事