本日、頭痛なり。


今さっき、やっと布団から這い出しました。


そんな感じなので、アタマん中の泉さんには書きたいコトが色々と湧き出してはいるのですが(先週の診察内容とかエジプト情勢とかトヨエツby信長とか)、今日は軽めにいきます。


やっとこのカテゴリーの登場だよ。


いずれ絶対使う時が来る。


いや、むしろ最終的にはこのカテゴリーの記事数が一番多くなるんじゃないか?という予想の元に作られたカテゴリーです。


あ、余談ですが、最近ペタし忘れたりしてますが、皆さんの記事は毎日読んでます。あと、頂いたコメントのお返事も後でちゃんとお返ししますのでご容赦を。


では、前振りナシで唐突に進めます。


高校時代からの友人で、自他共に認める「舌足らず」な友人がいます。


で、高校の地理の授業の時間。


国名がなにも書かれていないまっさらな世界地図が刷られた紙に、先生が黒板に書き出した国を、教科書の地図から探してそのまっさらな世界地図に書き込む…という授業がありました。


これがまたレアな国名を書き出すんだわ。先生。


席が近い数名とあーだこーだワイワイ騒ぎながら、けっこうおもしろがってやってたんだけど。


どういう経緯でこうなっちゃったのか覚えていないのだけれども、とにかくその「舌足らずの友人」、これがちゃんと発音できなくて、ワイワイ騒ぎに拍車をかけたのです。




サンサルバドル

エルサルバドル

マダガスカル島




言えるでしょ。コレ。フツーに。

ところが友人は言えないんですよ。

なんかね。なんか変になっちゃうのよ。


「サンサルバドルエルサル…」まではイケる。が、その後がオカシクなる。何度繰り返しても、いや、繰り返すたびに気負っちゃうからなおさらオカシクなっていく。




「サンサルバドル エルサルバトル…?」




バトるな(笑)




「サンサルバドル エルサルバ…ド…ル マダカスカス島!」




惜しい!


マダガスカル島ってのは生物多様性のトップを突っ走る島です。それが彼女の手にかかると「カスカス」になっちゃいます。


そんな彼女、今度は歴史の授業です。




釈迦三尊像(しゃかさんぞんぞう)




これはね。言えるんですよ。彼女も。

ちゃんと言えるんです。

噛まないんです。

でもなんか変なんです。

なんつうか、アクセント?

これ、区切るとしたらこうなるハズです。


「しゃか さんぞんぞう」


でも彼女が言うとこうなります。




「釈迦さん ぞんぞー」




お釈迦様がどうした…


早口言葉ってのはおもしろいモノです。

シンプルかつ奥が深い遊びです。

基本的に一回だけ言うなら大丈夫。

でも繰り返してるとオカシクなってくる。




東京都 特許 許可局




「きょかきょく」がクセモノですね。「東京都特許」まではワリとすんなりイケるので気を抜きがちになりますが、気を抜くと最後でヤラれます。




「東京都特許キョキャキョク




ここでムキになって気負うと、もう収拾がつかなくなります。




「とうきょうと キョッキョ キョキャキョク」




なんか鳴いてます。

キョッキョッ。




「バス ガス爆発」


これはね。けっこう誰でも集中すればちゃんと言える言葉です。ただ、出だしでつまづきやすいのでスタートからの集中が必要になります。スタート時点で集中できていないと「ガス ガス爆発」って、そのまんまじゃねーかっつう結果になりがちです。


コツはアタマの中でバスが爆発しているところを想像しながら言うことですね。


ただ、あまりにも「バスが爆発」に意識を集中し過ぎると「バス バス爆発」とか、それ、むしろ言いづらくね?ってコトにもなるのでなかなか手ごわい言葉です。




かえる ぴょこぴょこ

三(み) ぴょこぴょこ


合わせて ぴょこぴょこ

六(む) ぴょこぴょこ




今 判明。

言いづらいというよりも「打ちづらい」です。

「ぴょこぴょこ」が非常に打ちづらい。


「pょ」とかになっちゃいます。打ち続けてたらなんだかイヤになってきました。「スパゲッティ」って打とうとしたら「スパゲッチョ」になっちゃった、とかありますよね。


この早口言葉は落ち着いて取り組めば特に問題はありません。


問題なのはその状況です。


かえる ぴょこぴょこ

三(み) ぴょこぴょこ


この時点で三匹のカエルがぴょこぴょこしているワケです。


合わせて ぴょこぴょこ

六(む) ぴょこぴょこ


合わせて。


つまりこれは「三匹1チーム」のカエルチームが、その人の目の前に「2チーム」存在している、というコトになります。


これはぜひ実現化してみたい。


「隣の垣に竹立て掛けた」とかは、わりとたやすく実現化できます。ですが「カエル三匹1チーム」を「2チーム」用意して、しかも6匹すべてに「ぴょこぴょこ」してもらう。かなり難易度が高いです。ぜひ実現化してみたい。


ちなみに前出の「バス ガス爆発」は実現化してはいけません。


どーーーしても実現化したい!

その瞬間をこの目で見てみたい!


という方がいらっしゃったら、こちらをご覧になることを強くお勧めいたします。



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見事に「バスの爆発」を実現化しています。というか「バスの爆発」がテーマになっている映画ですので「バスの爆発」を見たい方にお勧めするモノとしてはこれ以外、ちょっと思いつきません。


(ちなみにリンクを張ったらパッケージの時点で「バス爆発中」なコトに驚いた)




さて。


いい歳した大人になれば、「早口言葉というものは落ち着いて取り組めばクリアできる」というコトに気づいてしまいます。


もうちょっと踏み込むと、「その情景を思い浮かべれば言い間違いが減る」というコトにも気づきます。


さっきの「バス ガス爆発」がその良い例ですね。


ところが、いい歳になって早口言葉を冷めた目で見るようになってしまった悲しい大人でも、非常に難易度の高い早口言葉があります。


これは私が中学生か高校生か…それくらいの頃にテレビでお笑い芸人さんがネタとして取り上げていた言葉です。


この早口言葉は、その芸人さんが独自で編み出した言葉なので非常にレアです。


知っている人にお目にかかったことがありません。


そしてまともに発音できる人も希少です。








魔術師 手術中








かなりハイレベルです。そもそも「手術」という言葉じたいが非常に言いづらい言葉です。そこに「中」が付き、しかも主役は「魔術師」です。言い間違いを防ごうと情景を思い浮かべようとします。ところが。




①魔術師が手術を受けているのか。

②魔術師が手術をしているのか。




どちらをイメージするかは個人の自由ですが、①をイメージすると、その後の魔術に問題が生じないか心配になってしまいます。執刀する医師にもなにかプレッシャーがかかりそうなイメージです。


②をイメージしたとしても果たして魔術師はフツーの手術をしているのか、もしくは魔術師だけに魔術を使用しているのか。魔術を使用されたとしたら患者はいったいどんな思いで手術を受けることになるのか。


想像が膨らみます。


え?膨らまない?


そうですか。

膨らまないならそれはそれでしょうがありません。

ワタシのせいでもアナタのせいでもありません。


実は書いている私でも「膨らみ度合い」にけっこう限界があるのです。


なにせ「魔術師」にお会いしたコトがないもので。

(↑ハリーポッター未見の人)


さて。


今日は江姫第6話です。


「連ドラなんて見るのいったい何年ぶりだよ」という私でも、とりあえずここまで継続しています。


承知の通り、信長大好きなワタシとしては、第5話について書きたいコトは山のようにありますがとりあえずそれはそれで置いといて。


ちょっと前に「信長亡き後も江の枕元に立たないかしら」とかそんなようなコトを確かコメントかなんかで書いた記憶があるのですが、第5話を見終わった時にこの言葉、撤回したくなりました。


江繋がりでの登場だとなんかなー。


ところで宮沢りえは思いのほか「宮沢りえ」まんま、じゃないですね。あ、見事に「女優」に成長したんだな。とか思っちゃいました。


このままだと江ネタで延々続けてしまいそうなので強制終了します。


くれぐれも今日の本題は「早口言葉」ですので惑わされないようご注意ください。


魔術師手術中。