手書き | 「月の家小圓鏡」のあばうとな日記

「月の家小圓鏡」のあばうとな日記

大事な日々を無駄に過ごしている、落語家「月の家小圓鏡」のダイアリー。
ほぼ毎日の更新を心がけている・・・んだけど・・・。

とある着物屋さんからお手紙が届いたのよ。DMでなくお手紙。このお店、先輩の付き合いで行っただけで、買い物はしたことないんだけどね…。何だろ?

 

その先輩の担当の方からだった。3月から着物の値段も上がるので、もし仕立てるのであれば今ですよ…って。ご丁寧に手書きで。

 

実はその先輩の付き合いでお店行った時、この担当の方に相談したことがあったのよ。ちょっと変わった、ちょっとふざけた、オイラの中ではかなりイカした羽織を作りたいな…と思ってね。こんな感じの作りたいんだけど、いくらかかるって。したらその話が珍しくて面白かったのか、店長さんまで入ってきてね。

 

「そういう珍しいものでしたらこちらもやってみたいので、勉強させて頂きますよ!」

 

実際ホントに作りたいんだけど、今の状況じゃあね…って思ってたのよ。したらこのお手紙。オイラも会の案内とか年賀状とか書いてるけど、昔から手書きにこだわってるのよ。知り合いのお芝居とか展覧会とかも、メールとかで案内来たら行かないもんね。郵送で案内来たら行く。自分が手書きにこだわってるから、こういう手書きには弱くてね…。んん…、これは借金してでも仕立てるか…。いつかは仕立てるものだし…。来週病院で都内出るから、ついでに寄って詳しく話聞いてみようかな?