海外の長期休暇シーズンは親子連れのツアー参加者がとても多いです。子供たちの年齢が小学生〜高校生くらいだと、日本の歴史や文化に興味があると言うより親に連れられて仕方なく参加したと言う能動的な感じの子供たちがほとんどで、最初は緊張した面持ちの子供たちもツアーの途中で集中力が切れてもう飽きてしまってるのが良くわかります。
やはり、ツアーガイドとしてはそんな子供たちにもツアーを存分に楽しんで、最後は「あぁ面白かった!」と帰って欲しいと切に願う訳です。
そこで、最近私は子供たちと共通の話題を持とうと、近所のレンタルDVDショップに行き、アニメ「ワンピース・ワノ国編」を観てみることにしました(絵が日本ぽくて綺麗だったので)。と言うのも、子供たちに日本の物で何か興味がある物は?と尋ねるとほぼ全員が「ワンピース」、「ポケモン」と答えるからです。
それまで私は漫画もアニメもほとんど見たことがなく、別世界の物と思い込んで無視していましたが、話題作りの為にどんなものかと一旦見始めるとその面白いこと面白いこと!すっかりはまってしまいました。ドストエフスキーの罪と罰やカラマーゾフの兄弟に引けを取らない巧みなストーリー展開。それからと言うもの、ツアーの参加者の中にワンピースファンがいると知ると自分まで嬉しくなって、1番好きなキャラクターは誰ですか?とかワノ国編見ましたか?カイドウ知ってますか?なんて質問をしています。それまで黙りしてた子供が嬉しそうに話してくれて、更にそんな子供たちを見た親御さんまで嬉しそうで、話に一気に華が咲きます。本当に日本のアニメ文化には感謝感謝、いつも助けられています。