RBLJのブログをご覧になっている皆様
お待たせ致しました、ジャンプやポアントでのトンベについてのお話ですね
もう4回目のブログとなるとお分かりでしょうが、
・Pas tombé は主に繋ぎの動き
・片脚からもう一方の脚へ重心移動をする
でしたね
そしてジャンプのトンベと言えば、Sissonne tombée を語らずにはいられません
例えば
右脚前の5番ポジション、クロワゼから垂直にジャンプします。
この時、右脚をsur le cou-de-pied へ運び、左脚demi-plié に着地し、
右足のつま先を床の上をすべるように伸ばし、その脚でdemi-plié し、
体重移動すると共に、左脚を後ろに伸ばします
この動作は、後ろのpetit pas assemblée に繋げて行うことが多いです!
但し、このアサンブレ、床の上を小さなpas de basqueのように、
床の上からつま先ができるだけ離れないよう、
「滑らせながら集まるアサンブレ」にします
ロシアの先生の中には、グリッスーユシーの
様に呼ぶ人もいたり、様々な言い方をします
RBLJでは正しいバレエ用語も研究していますが、
他にもこんな言い方する人いるよー!とか有れば
ぜひご意見募集しております
クロワゼ前バージョンと横バージョンを行ってもらいました
色々突っ込みたいところはありますが、こんな感じ
そしてこれは主にトンベがメインの動きでしたが、このPas tombé自体が
出来なければ、成立しないパは沢山あると思います。
例えば、Pas failli
ここではジャンプのパターンを紹介します。
中くらいのジャンプのパターンだと・・・
クロワゼ5番に立っていたら、垂直に両足でジャンプを飛び、
空中でエファセに向きながら、後ろの脚を45度に開きその脚を
1番ポジションを通りながら始めに向いていたのと反対のクロワゼ、
4番へと運び、着地!
この最後の着地に、Pas tombé の動きが利用されています
つまり、Pas failliは、Pas tombé の動作なしでは成立しないパなのです
そしてこれは、アラベスクからでも行えます。
眠りの森の美女より、オーロラ姫第1幕のVaの最初の動きがそうですね
そして次に私が、これもトンベの動作が必要だと思ったものは・・・
Tour dégagé en-dehors トゥール デガジェ アンデオール
色んなVaに出てくる、女性に必要不可欠なテクニックの一つですね
パキータ パドトロワの第1Vaの最後に連続で出てきます。
パキータ、見れば見るほどトンベだらけです
是非探してみてください
このように、名前にtombé が入っていなくても、トンベの動作が
必要不可欠なパは沢山あると思います。
レッスンにトンベ、どんどん取り入れていきましょう
RBLJ 長谷川慶子
Russian Ballet Laboratory Japan
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