新年度がスタートして早くも1ヶ月が過ぎました
新年度行事やスタジオの発表会(滑り込み開催できた)でバタバタしつつも、さまざまなアプローチからワガノワメソッドの研究を続けているオタク集団です(笑)✨
今月のテーマ💡
【Pas Tombé】パ・トンべ
「落ちた」「倒れた」などの意味で、様々な方向や組み合わせがありますが、片脚からもう一方の脚へ重心移動を行う動きです。
トンべ自体は「その場で行うもの」と「移動を伴うもの」の2つの大きなジャンルで区別されますがどんな動きか思い浮かびましたか??
「トンべ〜パドブレ〜ピルエット」という一連の流れで思い浮かべた方も多いのではないでしょうか??
そうなんです
最終的にトンべは何かの動きの「つなぎ」として使われることがほとんどで、作品の中でもトンべがメインのヴァリエーションとかありませんよね😅
しかし!!
もちろん最初は単品で!味付けもせずに!
学びます
トンべが落ちる動きということは、事前準備として片脚で立ち、動脚をどこかしらの方向に上げた状態(少なくとも25度)で正しくキープできていることが前提になる訳で、
空中で正しくキープ出来ているということは、つま先が床についている状態でも正しくターンアウトや姿勢が保てている前提で、
トンべで重心移動を行ったらプリエに降りているため正しくプリエができることも必要で、
そもそも正しく姿勢が保てていないと全て詰み上がらないことになってしまいます
その他全ての動作と同様に、基礎から少しずつ発展させて段階的に学ぶというワガノワメソッドの特徴がここでも垣間見えたかと思います
遠回しに見えてしまう地道な練習の繰り返しですが、tombé pas de bourré pirouette や、tombé coupé jeté 、sissonne tombe en tournant などなど、さまざまな組み合わせになった時に「正しく」「美しく」そして「役立つ」つなぎとしての役割を果たしていくためには、この遠回りがとっても大切です
ぜひ皆さんも組み合わせる前に基本のトンべで重心移動が正しくできているかをしっかりと確認してから、応用に繋げてみてくださいね✨✨
応用編は次回のお楽しみです😊
RBLJ長田聖良