今月は【Fouetté(フェッテ)】について取り上げていきたいと思います✨
Fouetté(フェッテ)と聞くと、グランパドドゥのコーダなどで女性が32回転連続で回転しているTour fouetté(トゥール フェッテ)を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実はフェッテにはものすごくたくさんの種類があるんです
方向転換するだけのもの、回転を伴うもの、様々なポーズで行うもの、ジャンプを伴うもの、他の動作と合体して行うものなどなど
トゥール フェッテは、回転(トゥール)を伴うタイプのフェッテに属しますね
Fouetté(フェッテ)という言葉自体は「鞭打つ」という意味を持つので、どのようなタイプのフェッテを行う場合でも、目指す動作の個性は同じく「鞭打つ」
その他にも、グランフェッテ カブリオール バッチュなどは男性のVaでよく見かけたり、エファッセ〜エファッセへのフェッテは少し応用した形としてドルシネアのVaに出てきていますね。
イタリアンフェッテ、グランフェッテアントルナンなども踊りのなかでよく見られると思います
もちろん、今名前をあげたものはジャンプやポアントでの動作で、脚も高く上げて行うものなので、これらの動きが急にできるわけはないんです
まずはバーを持って、軸足の踵の動かし方から学びは、方向転換も1/4回転から少しずつ、動脚の高さも低いところから少しずつ高くしていくという、最終的に目指したいものからは想像できないくらい地味な練習を積み重ねます
生徒からしてみれば早く最終形の動作にチャレンジしたいでしょうけれど、正しい地道な訓練は、自然と身体の状態を必要なバランスに整えてくれるので焦らずに
教師もまた焦らずに、生徒の成長や筋力のバランスに合わせて、少しずつ段階的に学べるようにクラスを組み立てる必要がありますので、こちらもまた我慢
この動作の中でも、以前のblogでお伝えしたワガノワメソッドの基盤である「単純なものから複雑なものへ」という特徴がよく現れていますね
さて、次回は【Fouetté(フェッテ)】第2章です
少し発展したタイプのフェッテをご紹介できるかな〜
お楽しみに
RBLJ 長田聖良
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