今日は、プリエの質についてとプリエがいかに有効かをお話したいと思いますニコ

バレエを踊る上で、プリエを知らない人はきっといませんよね。幼児でバレエを始めても、大人になってからバレエを始めてもプリエという単語は最初の段階で覚えるバレエ用語だと思いますクローバー

また、本格的にバレエに取り組む方やバレエ教師にとっては、毎日耳にする、毎日口に出すと言っても過言ではない単語です☝️(そう、録音しておきたいくらい😅😅😅)

しかし、当たり前に知っている動作だからこそ、なんとなく膝を曲げていませんか?

プリエ< Plié >
フランス語で曲げる、折り曲げる(屈曲)の意味を持ち、バレエの動作のとしては関節や筋肉の柔らかさや、腱の柔軟性や弾性を養う動きで、動作の安定性を高める役割も担っています。

つまり💡💡💡
プレパレーションや着地に必要だから行うだけではなく、バレエのどんな動作をするにも必要不可欠な身体全体(特に脚🦵)を鍛え、踊りに必要な身体の準備を行う為の動作なのです✨

そんなことは知ってるよ!と言われてしまいそうですがあせるあせるアセアセ

プリエの質が上がることで正しい関節や筋肉の使い方が身につき、動作の質が上がりますアップ
ひとつひとつの動作を正しく身体を使って行えていると、身体の負担や怪我のリスクが軽減し、踊りやすくなりますアップ
そして自然とパフォーマンスの質が上がっていきますアップキラキラ

具体的どんなプリエが必要なのか??
①爪先、膝が同じ方向に向いていること。
②足首、膝、付け根の3つの関節が曲げられていること。

フォームとしてはこんな感じですが、、
両脚で出来ていても、片脚でのプリエ(着地や踏み込みの時など)は意外と脚が捻れてしまいがちです😵

そして、もうひとつのポイントは、、
正しいフォームの状態で一時停止することなく、膝が伸びるところまで滑らかに戻ることです💡

しゃがんで行く時はゆっくりなのに、伸びる時はスピードアップしてしまうこと、ありませんか?

正しいフォームを保ったまま、途中で止まることなく、行きも帰りも同じテンポで行うことで、内転筋が働くようになります👍

内転筋がちゃんと仕事をしてくれることで、正しくアンデオールした姿勢での動作を可能にし、結果的にテクニックの習得にも有効になるのです✨✨

ロシアのバレエ学校の1年生たちは、このプリエをすごーくゆっくりなテンポで学び始めます。(眠くなるほどゆっくりあせるあせる)
ポジションのこと、引き上げること、全身のフォームなどさまざまなことに注意しながら、毎日コツコツ、繰り返し身体を正しく動かそうとコントロールすることで、身体が正しい動かし方を記憶していきます。(筋肉記憶🙌😆)
この身体の基礎工事がしっかりしているからこそ、難しいテクニックを行うときに役立ってくるのです💡

1つ目の動画はバレエ学校入学前の9-10差く子供達、2つ目は5年生なので14-15歳くらいです。日本ではロシアのバレエ学校のように学年ごとに分けるシステムは難しいと思いますのであくまでもどんなテンポのプリエを行っているかの参考までにですが、ぜひクリックしてみてくださいねおねがい音譜


正しい姿勢や引き上げがあった上でのプリエの質ですので、ワガノワメソッドで定められている姿勢についてはまた改めて書きたいと思いますニコベル



RBLJ  長田聖良




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