変化したこと グリーンスーパーマーケット | 日本出身モスクヴィチカの徒然

日本出身モスクヴィチカの徒然

いわゆるモスクワ情報ではない だけど少し紹介したいロシア人の頭の中、日々ロシアの現実と相対するニホンジンの思うこと、モスクワの子育てのこと…etcを綴っております。

放置中に変化したこと、お買い物事情。

 

「新鮮で安い食材は市場」が当たり前でしたが

スーパーも随分改善されてきています。

行ったら人参がない ということはもうありません。

ちょっと珍しい野菜も、近所のスーパーで手に入るようになりました。

カビが生えた野菜が平気で陳列されている

なんてことも、最近ではめったにありません。

住んでいるベッドタウンは、スーパー激戦区!なので

少しは努力してるのかしら。

 

なかでも注目のスーパーは、VkusVill http://vkusvill.ru

当地にも2件ありますが、その特徴は

「エコに配慮した食品・日用品の取扱い」

最初は牛乳・乳製品からスタートし、気が付いたらスーパーに。

1号店は2012年にオープン、

2014-15年から急速に販売網を拡大したようです。

住んでるところでは、去年2店舗できました。

モスクワの中心部でも積極展開しているので

見かけた方もいるかもしれません。

ただ、いまのところはまだモスクワ・モスクワ州・隣接州のみ

全国展開までは至っていません。

 

食品は国産を主体に、過剰な農薬や抗生物質を使わない

「安心して口に入れられる」ことがコンセプトです。

お菓子類も、添加物除去やアレルギー対応品が幅広く

アレルギーのお子さんを持つお母さん(だけならず)の頼みの綱です。

洗剤類も、BIO認証こそないものの天然由来成分を利用し

有害な化学物質を使わない、グリーンな製品をそろえています。

 

食べないものは普通のスーパーでもよいのですが

食べるものはこういうスーパーで買った方が安心なので

私もよく利用します。子供のおやつもね

気になるお値段も、普通のスーパーより「気持ち割高かな?」

程度で、たとえば牛乳だとむしろ安いくらい。

そのため「エコなどの新しい考え方=高い・だまされている」

と疑いがちな客層にとっても敷居が低くなっています。

 

それとポイントが高いのが、レジ袋(有料)に

「3年で土にもどる特殊添加物」を入れているところ。

ごみ処理=原っぱに放置という現状を考慮すると

素晴らしい試みだと思います。

そんなスーパーがなかったころから比べると、まさしく雲泥の差です。