日曜に父が夜道で財布を拾ったそうな。
家までの道中に交番があるので、届けようとしたけれど閉まっていたんだとか。(警官はみんな沿岸部に出張ですかい?)
仕方なく家に持って帰って来て、失礼ながらも持ち主が分かる物はないかと中を見たら、運良く発見。
連絡先も分かったのですぐに持ち主さんに電話したのですが、父が電話で伝えるまで、持ち主さんは財布を落としたことに気付いていなかったのだそうです…!
その後、家まで取りに来ていただいたのですが、「改めてお礼させていただきます」とおっしゃったそうで…。
母が「いいから義援金に充てて~」ってなことを言ったらしいのですが、翌日、持ち主さんたら律儀にお礼をお持ちくださったのだとか。
菓子折りだってなんぼそれすんのに。
キレイな字でお手紙までくださって。
その上…。
やっぱりこれはこちらで義援金に充てさせていただきますね。
被災地で静かな略奪や窃盗が横行し、性犯罪や交通事故、灯油泥棒やガソリンの給油待ちでのいざこざが起きているという中、たかだか財布を拾った側がこんなに癒されるとは思ってもないことでした。
やっぱり手紙が一番効きました。
じーん。
私も手紙、書こう。
心を込めて、書こう。
持ち主さん、ありがとうございます。
ここまで読んでくださった方も、ありがとうございます。